12月30日(月) 文京区千駄木にある珈琲店「やなか珈琲 千駄木店」でホットコーヒーのSを飲む。

文京区千駄木にある珈琲店「やなか珈琲 千駄木店」でホットコーヒーのSを飲む。


当初の予定では江戸川区にあるヒンドゥ教寺院へ行くことになっていたが、妻による周到な下調べによって開いている時間が予定と合わないと知っていたので、急遽調べて、ウズベキスタン人の居住率が増加しているアラカワスタンと呼ばれる地域があるらしく、そこにあるイラン・トルコ・ウズベキスタン料理店へ行くことになる。


大塚三丁目のバス停から乗り、坂のある風景をのんびり見ていたら、降車地である千駄木三丁目を通り過ぎる。言われていたのに、まるで頭に入っていなかった。


次のバス停で降りるも、カレーはまだ腹にたまり、ティータイムも15時からとまだ時間があるので、目の前にあった「やなか珈琲」に入る。


コーヒー1杯が安い。店内は焙煎された豆の香りが漂い、落ち着いた基調にある。読書する人やパソコンをする人など、一人の時間を持つ人が多く、会話する人は少ない。NHKのテレビ番組「美の壺」に好まれそうな雰囲気がある。


少し話して、テーブルを向かいにそれぞれの時間を過ごす。カフェという場所に対して、何か気取ったようなところだと茶化す人のいたことが思い出される。たしかにそんな雰囲気はあるだろう、でもちょっとした息抜きのできる自然な空間と時間にあるから、茶化していた人も同じような過ごし方を必ずどこかの場所でしているだろう。


一日の中にこういう時間を挟むことは、必要なことだ。

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