音楽、映画、美術、舞台、食事、文学、観光についての体験感想文集

１０月７日（日） 広島市中区胡町にある「うえの広島三越店」であなごめしを食べた。

胡町の「うえの広島三越店」であなごめしを食べた。

今日も観光地に来た気分で、前々から食べたいと思いながら忘れていたところへ足を運んだ。

少し冷めたあなごは、外側がぱりっと焼かれ、熾の香ばしい薫りが移り、甘いタレは控えめだからくどくなく、身は水気が飛び、固くない程度に締まり、さっぱりしながらも旨味がしっかりある。脂ではない、上品な美味しさだ。

米はだしで炊き上げられ、あなごとぴったり合う。香の物は、大根の葉のような菜っ葉に、酒が香る味の深いこれは奈良漬だろうか、噛むと食感がよく、味がぶわっと染み出し、紫蘇の実が入ったのは、つんとしているもぬめりがあり、きくらげか、昆布か、こりこりしていて爽やかだ。

前に宮島で食べた他の店のあなごめしは、一体なんだったのだろうか。