8月4日(土) 広島市中区堀川町にある「サワディーレモングラスグリル」でランチを食べた。

堀川町のサワディーレモングラスグリルでランチを食べた。


種類はあるが量は多くないので、約1000円でタイの味を存分に味わえる。


レッドカレーは、ココナッツとバイマックルの組み合わせがまず乗っかってくる。そこにはねっとりとする油分と甘さに、塩味、さらにバイマックルとナンプラーや、判別できないレモングラスや他の材料が加わり、スープに支配された豚肉やズッキーニ、パプリカがすこし控えめに味わえる。辛味はじわりじわりと口に響きだして、食欲はさらに膨れ上がる。熱すぎない温度に味わいは保たれている。


豚肉の唐辛子炒めは、豚肉の甘さが濃いめの味付け、醤油のようだが何の調味料だろうか? 優しく炒められていて、唐辛子の苦味はすがすがしい。


トムヤンクンは、当然すっぱ辛いが、煮出された魚介のだしのうえに立つ。しかし、自分にとってはすこし塩っ気が強い。酸味はなんだろうか……、レモンだと思ってしまった。エビは一尾、えのきとしめじはふくろ茸の代替品だろう、それでもトムヤンクンらしさを味わえる。


鶏のから揚げは、甘辛いチリソースがかかる。小さい身がとても食べやすい。他の店で大きな鶏のから揚げをみるが、大きくて食べづらい。中はぱさぱさにならずに噛むと肉汁が滲み出す。


春雨のサラダは、クラッシュされたピーナッツだろうか、苦味がさわやかなピーマンに、細切りのきくらげ、玉ねぎなどが適度に絡められて、ナンプラーのうまみが加わる。野菜の素材が引き立てられて、葱を含めて香りが良く鼻を通る。


どの料理も存在感のある味付けだ。甘く、辛く、塩っ気が強く、香辛料と調味料も香りが強い。タイのビールを一緒に飲んだら美味しかっただろう。

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