5月 広島市中区大手町にある県民文化センターで「広島神楽定期公演」を観る。
「広島神楽」定期公演を観に行ってきた。
宮乃木神楽団の第一幕「一条戻り橋」、第二幕「紅葉狩り」を観た。
お客さんが多く、開場してすぐなのに中央の席はほとんど埋まっていた。メキシコと書かれた赤いシャツを着た団体もいた。東京五輪のために廿日市で事前合宿でもしているのかな。
お客さんが多いと良い公演が多く、人が少ないとぱっとしないことの多い「広島神楽」定期公演。今日は演出が派手だけれど、みっちり練習されているのか、細かいところまで神経の行き届いた熱を感じる公演だった。
宮乃木神楽団は毎年50ちかくの公演をこなしているらしい。そのせいか、舞台慣れしているのも感じる。他の神楽団に比べると設立からの年数はそれほど長くないけれど、演出や照明にもしっかりこだわった見ごたえのある素晴らしい神楽団だと思う。
公演終了後、多くの人が舞台に集まり、交流会を楽しまれていた。盛り上がらない時は、舞台に集まる人の数は少なくて寂しいこともあるのに、今日は大盛況だった。普段はそそくさと帰る自分も、席に座ったまま、お客さんの交流を眺めて余韻を味わうほど、今日の公演は無邪気に楽しめた。
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