その二 アイエンスシティで暮らす、働く人々 


 中島隼人なかじまはやと 年齢 二十二歳 性別 男 身長 170㎝

 風花、直樹の幼馴染で、直樹のサポート役。幼い頃に両親を亡くしており、秀樹に世話になったり洋館の周りの森でよく遊んでいた。現在は直樹、カレンと同じ洋館に住んでいる。

 佐久間が計画した事件に関わっていたことが、第三章で判明。彼が佐久間に協力したのは風花に会わせてやると言われたからだった。

 隼人は幼馴染である風花のことがずっと好きだったが、秀樹に引き取られてやってきた直樹が風花と仲良くなっていくのを、複雑な気持ちを抱えながらも見守っていた。

 お調子者で明るく元気。料理が趣味で、料理係はもっぱら彼の役目になっているらしい。


 中島彩なかじまあや 年齢 二十歳 性別 女 身長 162㎝

 中島隼人の妹で、アイエンスシティで暮らす大学生。二年前、夢を獏に食べられかけたところを直樹たちに助けられた。目覚めたあとも体調を気遣い会いにきてくれていた直樹に恋心を抱く。しかし、風花とリュウが消えたのが彼女の夢の中だったため、罪悪感をずっと抱いていた。

 今回の事件で風花への後悔の念を断ち切った直樹は彼女の想いに気付き始めている……かも?

 趣味は兄と同じく料理と裁縫。彼女の家には自作のオリジナルぬいぐるみが溢れ返っているらしい。



 西川玲子さいかわれいこ 年齢 三十五歳 性別 女 身長 168㎝

 Microマイクロ Roseliaロゼリア代表取締役のやり手の女社長。元総管理局勤務の科学者で大門秀樹の助手としてカレンたちの開発をサポートしていた。水元の行った虐殺事件を知ってしまったその日に総管理局を退職している。

 Microマイクロ Roseliaロゼリアは玩具会社で現在市場を独占している。「崩れ始める平和(1)」でカレンが室内で起動し、直樹にこっぴどく叱られた、卵から生まれる小型のドラゴンのおもちゃは、彼女が開発に携わったのだとか。

 上品で物腰柔らかな大人の女性。趣味は娘の英理と一緒に出かけること。


 西川英理さいかわえり 年齢 五歳 性別 女 身長 107㎝

 西川玲子の一人娘。佐久間に夏芽を奪われたことで怒り狂った獏の最初の犠牲者。

 甘えん坊で元気いっぱいな女の子。


 月島つきしま(下の名前は不明) 年齢三十歳 身長 182㎝

 西川家に仕える執事。玲子が三十歳になり、今は亡き夫と起業したMicro Roseliaが軌道に乗ってきた頃、当時二十五歳だった月島が薄汚れた格好で西川家の屋敷の前で倒れていたという。そこを玲子に拾われ、現在は彼女の執事、右腕として働いている。

 下の名前は玲子ですら知らないという。彼の過去に何があったのだろう?

 趣味は掃除と射撃で、休暇は屋敷にある射撃場で様々な銃の射撃を楽しんでいるらしい。


 倉橋由美子くらはしゆみこ 年齢 三十一歳 性別 女 身長 161㎝

 笹山行きつけの居酒屋「おかえり」の美人亭主。物腰柔らかで着物の良く似合う美しい彼女を目当てに通う者も少なくないのだとか。

 ほぼ全ての飲食店でアンドロイド、機械による自動化が進む中で数少ない昔ながらの有人飲食店である。有人飲食店が少ないこともあり、店は連日賑わっている。

 家庭的な料理を中心に出しており、まるで実家に帰ってきたような店にしたいという彼女の想いが店名には込められている。

 接客も料理の腕前も一級で、中でも店一番の人気メニューの手羽先はカレンも大好きな一品だ。


 ~総管理局本部で働く人々~


 水元鉄雄みずもとてつお 年齢 六十一歳 性別 男 身長 165㎝

 元総管理局本部本部長。十三年前から始まった悪夢の襲来、全ての悲劇に繋がる虐殺事件を独断で起こした張本人。事件に関わったのは彼と、本部長直属の警備隊だった。

枢木一族を皆殺しにしたものの、夏芽には逃げられ、ただ獏の怒りを買っただけのこの男のせいで、悪夢の襲来が訪れた。自分の力ではどうすることもできない水元は散々変わり者扱いしてきた大門秀樹だいもんひできに縋りついた。

しかし数年後、獏の存在に疑問を抱いた秀樹に惨劇のことを知られ、世間に公表されることを恐れた水元は、部下に指示し事故に見せかけ秀樹を殺害した。

結城つかさが本部長に就任した現在は、水元、警備隊の全員逮捕され牢獄に入れられている。彼が牢獄から出てくることは永遠に無いだろう。


 笹山聡ささやまさとし 年齢 三十四歳 性別 男 身長 181㎝

 総管理局本部、自然保護課室長。自然保護課はD.Dとも繋がりが深く、自然保護をテーマにしたイベントなどを開催時には室長である彼から直接、直樹たちに依頼することが多い。彼の仕事は主に、森林保護区内にある森の再生、維持活動などである。

 性格は朗らかで人情に厚い。困っている人を見ると放っておけないタイプ。つかさは「うるさいから苦手だ」と言っているが、なんだかんだ言いつつも彼に頼るのは信頼の証だ。

 趣味は行きつけの居酒屋で飲むこと。倉橋由美子くらはしゆみこの営む居酒屋では、今日も彼の豪快な笑い声が響き渡ることだろう。


 中森麻里子なかもりまりこ 年齢 三十一歳 性別 女 身長 160㎝

 総管理局本部、医療課室長。医療課の主な活動は、医療区にある全ての医療施設、介護施設の運営、管理である。医療課は数ある課の中でもっとも忙しく、管理が難しいと言われている。元医者であった彼女は二十五歳の時入局し、当時室長不在が何年も続き管理が破綻しかけていた医療課に配属された。

 明晰な頭脳と医者であった頃の経験を活かし、たった入局二年目で医療課を立て直し、最年少室長として就任した。

 真面目な性格で、自身にも厳しければ他人にも厳しい。部下たちには鬼室長と呼ばれているが、彼女は総管理局を良くするために当たり前のことをしているだけである。

 そんな有能な彼女にも弱点があるようで、自然保護課室長である笹山聡と面と向かって話すと、高確率で血圧が上がり倒れるらしい。

 趣味はお菓子作りと可愛いもの集め。寝るときは巨大なぬいぐるみを抱きしめて眠っているらしい。


 新藤守しんどうまもる 年齢 四十一歳 性別 男 身長175㎝

 総管理局本部管轄、警備隊隊長。つかさが発案したシステム奪還計画の要となった人物。つかさとジルが最上階へ向かうための道を、命懸けで切り拓いた。

 部下からの信頼も厚い。




 今回はアイエンスシティで住み、働く人々の紹介の回でした! 次回で登場人物紹介も終わりです。ここまで読んでいただきありがとうございます。

「こんな設定あったんかい」って思った人もいるかもしれません(笑)


 最近書いていて思うことは、アイエンスシティは存在してて、書くことで私は彼らに会いに行ってるんだなということです。彼らは生きてるんです。私の心の中にね!


 次回、あるお知らせがあります。喜んでくれるかなぁ。喜んでくれるといいなっ!


 それでは! 織姫でした。 

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