勇者爆発した

あとがき

勇者爆発したを閲覧頂き有難うございます。

作者のMr.後困るです。

ほぼ毎日一本ずつ仕上げて半年以上書かせて貰いましたが

楽しめて頂けたでしょうか?

私の趣味で書いた作品が皆さんの楽しみになれたら幸いです。

この物語を始めた切欠は思い出せませんが楽しめて書けました。

このあとがきでは主要人物達について語って行こうと思います。

【ファウスト】

勇者、　物語序盤で退場する。

勇者が裏切られて殺される展開は良く有りますが

自分の意志で死を選ぶ勇者は中々居ないんじゃないでしょうか。

文字通りのチートキャラで本気を出せば作中の誰も勝てないキャラ

だが勝つ気が全く無くゲームを終えた主人公と言う立ち位置。

終わったゲームはプレイされないのが定め。

名前の由来は戯曲ファウストから

【グレートヒェン】

女騎士、　実質主人公枠

ファウストの事だけを想い行動していた女性

最後の最後にファウストの蘇生を諦めたのはファウストの事を強く思っていたからでしょうね

勇者の仲間だけあって相当強いのですが

他の連中とは違い尖った部分が無い万能選手

ファウストに恋人が居なければ間違い無く彼女と付き合っていたでしょう

名前の由来はファウストのかつての恋人グレートヒェン

【スクラッチ】

槍使い、　悪役的立ち位置の人物その一

自身の勇名を馳せる事のみを求めている野心的な人物

死ぬ予定でしたが結局殺せなかった

自分の事を第一に考える自己中なのでまた出番があるとすれば今度こそ死ぬかも

名前の由来はスティーブン・ヴィンセント・ベネットの短編小説

悪魔の金に出て来る悪魔スクラッチ

【ヴァーグナー】

銃使い、　ファウストに救われた人

剣術の家系に生まれたが剣の才能は無く銃の才能が有った

彼は最初から生きる事が決定づけられてました

本来の一人称単数は僕なのですが、　今一つ生かせられなかったのが残念

名前の由来は楽劇王、　ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー

【マンゲル、　ノートゥ、　ゾルゲ、　シュルトゥ】

ファウストの仲間の女性達

皆それぞれファウストの事を想っている女性達、　勇者爆発しろ

元ネタが一括りなので一括りに紹介

彼女達がどうなるかはゾルゲ以外決めていなかったのですが

まさか全員生存するとは思っていなかったです。

名前の由来はファウストのもとを訪れる四人の灰色の女

欠乏・罪責・憂い・困窮のドイツ語訳

【メフィストフェレス】

賢者、　文武両道の間違い無くチートキャラ

結構立ち位置に悩んだキャラでファウストが好きなのか如何なのか

如何言う立ち位置にするのか悩みましたが

『ファウストの事は好きだけど諦めたので嫌いになった

と思い込んでいる』と言う感じにしてみました

本当はファウストの事が好きだけど諦めたファウストなんか好きじゃねーよ!!

と思っているけども本当は好き、　何言ってんだかやや意味不明ですね

メフィストフェレスの名前は光を嫌う者と言う意味だったと思いますが

その彼女が希望に向かって行くと言う最後は書いていて良かったと思います

風貌の龍の頭蓋を頭にかぶり、ヒョウ柄のローブを身に着け

ローブの中は蛮族が着る様な胸と

局部を隠す様な簡素な服と言う説明から分かる通り

メフィストフェレスは本当に考えて作ったキャラです

また何時か別作品で出て来るかもしれません

名前の由来は戯曲ファウストに出て来る悪魔メフィストフェレス

【たいし】

始原の魔法使いの手下

このキャラクターには元ネタは無いですね

太子と大使をかけたネタをやりたかったのですが

今一つ展開に盛り上がりが無かったのが残念でした

書き終わって色々荒い所もありましたが楽しめて書けたと思います

出来れば私の他作品も見て頂けると嬉しいです、　それでは皆さん

読んで頂きありがとうございました!!