夢のあと

作者 大澤めぐみ

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★★★ Excellent!!!

 昨今稀にしか見られない傑作恐怖小説。現代の時勢にピタリ寄り添いつつ、陳腐な価値観を押しつける世間……その象徴としての夫……とまさにその世間に第一線でかかわっている主人公。負の形で。本作の非凡な点は、記号化に抗う女性の生命力が次第に蝕まれ、遂にはガン細胞の如く記号化に抗うことそれ自体が肥大して本人を則ったことだろう。元は良識のある有能な公務員なだけに余計に恐怖が際立つ。

★★★ Excellent!!!

詳しく感想を書くと未読の方へのネタバレになってしまったり、余計な先入観を植え付けてしまいそうで迂闊な事が書けませんが、本当に怖くてゾワッとするホラーでした。

いや本当に迂闊に感想が書けないのがもどかしい。語りたい。
1万字未満でそんなに長くないし、途中で止めずに最後まで読みきれちゃう作品なのでとりあえず読んでみて下さい。