放課後モノクローム

作者 koumoto

彼はきっと今も、静かなモノクロームの校舎にいる

  • ★★★ Excellent!!!

一度見たら忘れられない軽妙な文章。紡がれるのは猫と少年と獏の幻想的な小話。タイトルにもある通り、一読していただければモノクロで静止した世界を垣間見ることができます。

独特な静謐な印象と、読み終えた後の、日常の裏を一瞬だけ垣間見たような不思議な余韻。物語を彩るのは二色しかないのにも関わらず、お腹一杯になれる素敵な作品でした。

今、私たちがこうしている一瞬と一瞬の間にも、彼は獏退治をして、校舎から窓の外を見ていたのかもしれません。

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