冬と春の間で揺れる

デート中も、自分を見てくれない恋人、その理由が語られる部分で、はっと息を呑みました。
作中に「三寒四温」という言葉が出てきますが、どっちつかずで崩れ落ちそうな二人の関係をよく表していると思います。
光の描写が、目を見張るほど美しかったのが特色です。