第三話

羊の獣人ソムテさんに挨拶をして家を出る。(昨晩の夕飯にラム肉が出ていた時は驚いた)


昨夜、4人でチームを作るということを提案したら、全員一致でYESと答えた。と、言っても俺だって何がわかる訳では無い。この世界のことをわかるまでぶらぶら歩いたり、野宿したりするだけだ。(ソムテさんは野宿ができるようにとキャンプ用のセットをくれた。本当に優しい「人」?だ)


「そういえばスキルカードに職業って項目を見つけたんだけど、みんなはなんて書いてある?」

「私はもちろん吟遊詩人って書いてあるよ」

「種族だけではなく職業までもか…」

「そういう夫塚君はどうなの?」

「俺は…

何も書いてないように見えるが気のせいか…」

「いや、何も書いてないわね。」さっきまで近くにいなかった百上が応える。

「やっぱ妖狐だからなのか…?

でも進化って項目はあるな…」

「すげぇ…!!完全にRPGじゃん!!」

「いやそれだと俺ほぼモンスターなんだが?」

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