第3話

「とまあ、リストにはまとめてみたんだけど、」

と、戸塚が続ける。

「あとは近くに皆の分の食料と一枚のメモがおいてあったよ。

 内容は、

『男女二人でペアになり、悪の大魔王を倒せ、その暁には汝らをもとの世界へ戻そう』だって」

「合コンとRPGが入り混じってんな!」と、突っ込む俺。

「あとは、短刀をくれるみたいだね…

それと最初から能力を得られるよう

にスキルポイントってモノが貰えるみたいだよ」

「それ聞くとまじでRPGだよなぁ〜」

「んで、男女ペアはどうなってんだよ!」と奈尾。

「それは決まってるみたいだね…

奈尾君は···

田中山さんだね」

「あの地味女かよ!

マジ転生だかなんだか知らねーけどまじあいつと一緒かよ!」

「そうなんだ···」と泣き出す田中山。

「ほら泣いちゃったじゃん!」

「何とかしなさいよね!」

「うるせえー!地味なのがいけないんだろ!!」

.......それはもう地獄絵図だった。

(追伸:俺のペアは石宮という子になった。俺の好きだった人じゃん…)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます