百花女子高校かるた部 ~近江神宮への道~

作者 和希

一瞬に想いをのせて

  • ★★★ Excellent!!!

静寂を切り裂いて訪れる戦いのとき。
畳の上で向かい合いかるたを挟んでぶつけ合うのは互いの実力。
勝負は一瞬でその一瞬に青春をかける少女たちの物語です。

実は競技かるたの話を読むのは初めてでして何も知らなかったのですがすごく面白かったです。
ルールや戦略が事細かに記述されていて「ほー、そうなのかぁぁ」と感心しながら読んでる人も少なくないと思います。
とにかく描写が鮮やか、一瞬一瞬を切り取ったような緊張感あふれるシーンは息を飲むほどの迫力があり、早くも一話目でくぎ付けでした。
個人戦も面白いのですが、目を見張るは団体戦。団体戦はある意味心理戦です。個人戦が強い人が団体戦で勝てるとは限らないのが勝負の面白いところではないでしょうか。
団体戦ならではの色々なテクニックがあってそれもすごく興味深かったです。
気持ちを一つにしていざ近江神宮へ!
百花繚乱、花よ鮮やかに咲け!
皆さんも菜乃花たちの開花を一緒に見届けませんか?

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