百花女子高校かるた部 ~近江神宮への道~

作者 和希

64

22人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

読み始めたきっかけは、某有名かるた漫画が好きだから、だったのですが。
読み始めてすぐに和希さんワールドに引き込まれました。
疲れているときでもすっと読める明快な文章。
可愛らしく生き生きと描かれた、元気いっぱいの少女たち。
気がつくと、手に汗握り、本気で応援してる自分がいる。
「少女たちの王道部活青春ストーリー」を探している方にも、それ以外の方にも、自信をもっておすすめできる作品です。
まったくかるたのことを知らない方でも大丈夫。
某かるた漫画が好きな方も、かるた経験者の方も、このストーリーでかるたの魅力を再確認することになるでしょう。

★★★ Excellent!!!

読了後のレビューとなります。
私にとって未知の世界である競技かるた。
物語を追いかけさせて頂く中、競技かるたの奥深さに何度驚かされたことでしょうか。

また物語の中で描かれていく、登場人物達の成長と秘められたドラマに心を揺さぶられ、共感していくことの心地よさ。自身の学生時代を思い出しながら、読み進めていく青春の物語は散りばめられたユーモアと共に(どのようなユーモアか?は是非物語を読んで頂ければと思います。ネタバレにならないようにと願いながら、こっそり書かせて頂くヒントは、主人公菜乃花ちゃん達が対戦していく選手達の◯◯です)心地よく展開していきます。


これからと未来にワクワクせずにはいられない結末もまた素敵です。

是非、ご一読を。

★★★ Excellent!!!

静寂を切り裂いて訪れる戦いのとき。
畳の上で向かい合いかるたを挟んでぶつけ合うのは互いの実力。
勝負は一瞬でその一瞬に青春をかける少女たちの物語です。

実は競技かるたの話を読むのは初めてでして何も知らなかったのですがすごく面白かったです。
ルールや戦略が事細かに記述されていて「ほー、そうなのかぁぁ」と感心しながら読んでる人も少なくないと思います。
とにかく描写が鮮やか、一瞬一瞬を切り取ったような緊張感あふれるシーンは息を飲むほどの迫力があり、早くも一話目でくぎ付けでした。
個人戦も面白いのですが、目を見張るは団体戦。団体戦はある意味心理戦です。個人戦が強い人が団体戦で勝てるとは限らないのが勝負の面白いところではないでしょうか。
団体戦ならではの色々なテクニックがあってそれもすごく興味深かったです。
気持ちを一つにしていざ近江神宮へ!
百花繚乱、花よ鮮やかに咲け!
皆さんも菜乃花たちの開花を一緒に見届けませんか?

★★★ Excellent!!!

高校生になった相沢菜乃花は、どの部活に入るか迷った末に、同じ一年の蘭子に誘われカルタ部の見学にやって来ます。そこで出会ったのは、今まで持っていたカルタのイメージを覆す、協議カルタの世界でした。

本作はカルタに青春をかけた少女達の物語です。
カルタ事態は誰でも知っていますが、協議カルタのルールとなると、知らない人も多いかもしれません。ですがそれらは作中でしっかり説明があるので、詳しく知らないと言う方もご安心を。

そしてこの話でカルタとともに描いているが、菜乃花を含めたチームです。
カルタ部には全部で5人の部員がいますが、時にそれぞれの視点で、何を思いどう感じているかといった心の動きが細かく書かれていて、一人一人にに感情移入していきます。

そして、そんなカルタとチームが何よりも詳しく書かれているのが試合シーンです。
こちらも詳しい説明は本編で書かれているのですが、カルタにも団体戦があり、一対一の対決を5人同時に行うような形になっています。
戦い事態は一対一。それだと、一見するとあまりチームと言う雰囲気を出すのは難しいのではないかと思うかもしれません。実際、他の人を直接助けるなんて事はできません。
ですが直接手出しはできなくても、声をかけることはできます。頑張っている姿を見て自らを奮い立たせる事ができます。それらを見ていると、例え自分の戦う相手は一人でも、紛れもなくチームとして戦っていると言うのが伝わってきました。
チーム。そして仲間。いざ口にすると、なんとなく気恥ずかしさを感じるかもしれません。ですがとても大切な、掛け替えのないものです。

大切な仲間と共に駆け抜ける青春を、是非ご覧ください。

★★★ Excellent!!!

高校に入学した相沢菜乃花は、クラスメイトの椎名蘭子に誘われてかるた部の見学に行き、そこで競技かるたと出会います。それは今までイメージしていた、お正月にやるようなかるたとは違って、読まれた音を耳で正確に聞き分けて、瞬時に手を伸ばして札を取るとこに神経を集中させる、スポーツのようなかるたでした。

最初は興味本位で始めてみたけど、蘭子や先輩達と一緒にかるたをやって、徐々にその楽しさを知っていく菜乃花。そして彼女達は、かるたの全国大会、近江神宮を目指していくのでした。

かるたの事をよく知らないと言う人もご安心を。分かり易く解説しているので、読んでいくうちに学んでいけます。
そして何より、彼女達のかるたにかける情熱が、よく伝わってきますから。部員一丸となって頑張る姿はとても爽やかで、スポーツもの、青春もののお話が好きな人にオススメの作品です。

高校生達の作るかるたの世界を、少し覗いてみませんか。

★★★ Excellent!!!

競技かるたに情熱を燃やす高校生。
目標は全国大会!

丁寧に描かれた情景描写と、選手たちの心理描写。

それぞれの高校の選手たちの背景や、試合風景の熱気が伝わり、一勝するたびに選手たちを応援する気持ちが高まりました。

まるで青春ドラマを観ているような、純粋で熱い物語。

個々の実力とチームワークにより勝ち取った勝利。

読後はとても清々しい気持ちになりました。





★★ Very Good!!

 自分は必要とされているのだろうか?
 そんな気持ちを中学時代に味わった主人公・菜乃花は、高校でどの部活に入ろうかと悩んでいたところ、クラスメイトの蘭子に誘われるかたちでかるた部を見学することになります。

 競技かるたがわからない方でも、菜乃花と一緒にそのやり方、そして百人一首を学ぶことができます。
 彼女たちと一緒に、競技かるたで青春してみませんか?