セックスちゃん~35歳にもなってセックスばかりしている女ってどうですか?~

作者 茉野いおた

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★★★ Excellent!!!

おかけするのは大抵男性側なのだが、女性側が奔放だと事は単純ではなくなる。

ただでさえ、男にとって女性とは謎である。魔法陣グルグルを読め。あれは男性側から見た女性のメタファーだ。女性とはグルグルでありわけがわからないものなのだ。

男が恋をするのは大抵偶像である。女性を聖女か娼婦かという区別でしか認識出来ない者もいる。

そのラベルが剥がれた時、相対するものは何なのか。それは男性側にとって不都合な生命の力のような気がする。



★★★ Excellent!!!

だれにでも、ひとつやふたつ、人に話したら「なにそれ……やめなよ……」なんて言われてしまいそうな秘密があるのではないか。

この主人公は、35にもなってセックスばかりしている。
それは身体の安売りなのか?
主人公は馬鹿なのか?
いつかバチが当たるのか?
そんなもん、他人につべこべ言われる筋合いなんかないってか。

君はどう思う?

★★★ Excellent!!!

誰にも恋愛感情を抱くことはできない。
しかし、セックスをコミュニケーションツールとして何よりも必要としている。
そんな「クィア」に該当する女性の物語です。
飽くまで淡々とした語り口で彼女の目を通した「普通の人たち」の欺瞞や奇妙さを浮き彫りにする、その描写力に脱帽です。

★★★ Excellent!!!

最近、良いセックスしてますか?
心の底から満足できるようなセックス。気持ちよくて、相手のことを腹の底から受け入れ、自分のことも同じくらい深く受け入れてもらえるようなセックス。
セックスはそもそもモラルとか倫理とかとは遠いところにあるものだから余計、身体の声を素直に聞くことが大切です。
本作を読むと、そんなことを考えてしまいます。世代を問わず、セックス経験の豊富さも関係なく。多くの方に読んでほしいなと思いました。