⑨上京
人が溢れて
右も左もわからずに
キョロキョロ
視線は思わず上を向いて歩いている
空がこんなに狭いし
山は遠くて
どこを歩けば、
目的地にたどり着けるのかな
右往左往
人が次々と通りすぎていて
だれもが
どうして
そんなに急いでいるのかな
疑問だらけで
ちょっと
怖いけれど
これからは
その場所で
過ごしていくんだ
不安
期待
いったり来たり
これから
どんな人々と出会うのだろう
いつか
ぼくの言葉使いも
都会と同じになるのかな
夢を追いかけて
飛行機にのって
やってきたんだ
まだ
戻ることのできないけど
もう
故郷が懐かしい
ああ
上京したよ
これから
ぼくがはじまる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます