夢のように過ぎた日々のなかで

夢のように過ぎた日々のなかで


あなたと過ごした時間が愛しくて


明日になればまた逢えるんだと


思っていた季節がすぎていく


制服に腕を通して


毛玉なんてきちんととって


まだ


慣れていないお化粧してさ


髪をとかして


結んで


通いなれた


桜並木道とおって


おはようから


1日はじまって


教室のなか


あなたのことだけが


スポットライト当てられたみたいに


輝いて見えた



他愛のない会話だって


なにげない仕草も


すべてが心に刻んで


今日も逢えた喜び


今日はもう会えない寂しさ


明日もまた逢いたくなる


毎日そんな日々が続くうちに


やがて卒業を迎えた


夢のようにすぎた日々のなかで


あなたと過ごした三年が愛しい


それぞれの道へ進んだとしても


いつか会えるときには


笑顔でいられたらいいな


夢のような日々がすぎていって


私たちは大人になって


忘れてしまったわけじゃないよ


あのころ


あなたを想ったこと


たとえ別の人愛したとしても


心には確かにある



さよなら


ありがとう


初恋のあなたへ









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