SNSと面影

懐かしい名前を見つけた


その日から

めぐる季節を思い浮かべた

桜舞い散る春の日

旅だった故郷ばしょ


隣の席

何度目なのかな

もういい

隣でなくていい

そんなふうに考えていながらも

あなたの背中ばかりを追いかけていた

幼い日々


ネットの中に写るあなたは

記憶の中の面影を残しながら

私の知らない

世界の中で

知らないあなたがいた


けれど


その笑顔は


変わらない


懐かしいふるさとと

重なっていく


遠く離れていても

つながった世界で


それでも

私もあなたも

別の場所にいる


大人になった姿みても


私が浮かべてしまうのは


追いかけていたその姿


ただ

願うのは


幸せでありますように

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