116日目
「…やはり、聞いた感じでは珍しいことではないみたいですね」その日は王都から離れていた。集会所で受けた依頼は王都から少し離れた場所にある村周辺での魔物退治だったからだ。その日の夜、ルメラが真剣な顔で俺に話してきた。「珍しいことじゃないって…人が魔物になることが、か?」「はい…しかも…それは、スマホを持っている人に多い現象とかで」「スマホを?それって、つまり…」俺は思わず自分のスマホを見る。ということは、俺達ももしかすると…「あ、いや、あくまで噂ですから。そもそも、私達を放置しなければ、そんな目には合わないでしょうし」「あ……あはは、ごめん…」どうやら、ルメラは未だに少し怒っているようだった…
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