★★★ Excellent!!! とっても、とっても残酷で、救いようのない物語が心を打つ 蒼原凉 とある少女の回顧録という体で書かれた小説です。そこまで長くはなく、一気に読めてしまうのですが、これはどういうことなのだろうとどんどん引き込まれていきます。 簡単に言うと、アダルトチルドレンが家を飛び出すと言う内容の話なのですが、少女の思い込みが悲劇的で、どうにかならなかったのかと思ってしまいます。良くも悪くも、親の教育は子どもは多大な影響を及ぼすのだなあと考えさせられました。 ラストを読んで冒頭を読み返すと、また違った一面が見えてくる、とっても奥が深い作品です。 レビューいいね! 1 2019年6月10日 23:34