応援コメント

11.友達でいてくれますか?」への応援コメント

  • 手品やマジシャンにそれほど地位や尊敬がないかと思われる。我が国日本。しかし海外にはマジックショップなるものが存在するそうです。まずマジシャンが披露するマジックは発明であり。そのタネは勿論秘密です。観客同様他のマジシャンは推理して優れたマジックを解き明かすか。頭を下げて弟子入りするか。指を加えて見ているか。しかしマジシャンはそのタネを売ることも出来る。高度なマジックならすごい金額で。そしてショップに売られたマジックをマジシャンがさらに高額で売る。高額ゆえに誰しも買えるわけではなく。買ったマジシャンもおめおめ人に話すわけもなく。秘密は守られる。少し長くなりました。今回のお話を読みながら。そんなことを思い出しました。大切なのはリーゼの住むこの世界にも魔法は存在するということ。それも私たちの住む世界と違い明確に。そして人々や統治者や為政者たちがいて。それは厳しく管理され。社会社会や経済の中にあっての魔法である。売買も取引も可能だけれど。パルムの存在やタイトルに示されていた魔法。それがよりはっきりと主人公の成長に合わせて明確に描かれています。小さな子供が成長して少しづつ世の中やお金の仕組みを知るように。優しく時を待ち子供に話して聞かせるようにです。それまで作者さんが丁寧に描いて来た歌人たち。その生活や性格。ここで見事に生かされています。魔法について語り明かしながら。それに手が届かない人々があってのこの世界。苛立ちや怒り。そしてそちら側から見たパルムという存在。幼い彼女に映る二人の事象。魔法という言葉。次話さらに次話に据え置いたとしても。ここに作者の仕掛けた魔法があります。いや丁寧に慎重に準備を重ねるという意味においては魔術。それとも魔法?いずれにせよ。私たち観客や玄人の皆様にも。これは口あけて固唾を飲む。ショップに行っても手に入れることは出来ない。見事な魔法です!そして大変気立てのよい作者様はこの続きを見せてくれるらしい。皆様読みましょうね!

    作者からの返信

    たくさんのご感想を本当にありがとうございます!
    続けてお読みいただいて、さらにはこんなにいっぱいのご感想も頂けて、ただただ感激しております( ; ᴗ ; )

    海外にはマジックショップがあって、マジシャンが尊敬されているのですね。
    マジックのタネは発明であって、それは高価なお金を出さないと買えないと。
    なんだか、リーゼの世界の魔法と似ていますね✨
    魔法が存在しながら手が届かないのは、リーゼのような夢見る子どもにとってはもどかしいことでしょうね。

    とても嬉しいお言葉をありがとうございます!
    ポール・ギャリコの『ほんものの魔法使』が大好きでして、そのイメージでこの世界における魔法というものを作っていきました。
    魔法もマジックも素敵なもので、タネがあるかないかはそんなに大事なことではなく……。さらに「目の前で起こっていることすべてが魔法」だと少女に教えてくれる……そんな魔法使いへの憧れがつまっています(∩ˊᵕˋ∩)・*

    こんな風に世界を構築した経験がなくて、心もとなく思っておりましたが、六葉さんのお言葉で、だいぶん自信を持つことができました✨
    これからも、この魔法の世界を楽しんでいきたいです(⁎˃ᴗ˂⁎)

  •  カティヤさん、パルムの秘密を知っているの? 家政婦は見た! ってやつでしょうか。
     でもそんな事より、カティヤさんがクビになっちゃう? 一体全体どんなヘマをしちゃったの? カティヤさん……

    作者からの返信

    カティヤはなにか、パルムに関して、リーゼロッテも知らないことを知っていそうなそぶりですね。
    たぶんですが、床磨きのような労働を嫌がって逃げてばかりいたので、エステルの堪忍袋の緒が切れたのではないかと……。おそらくはお給仕も、他の誰かの役目だったのを、そっちの方が楽そうだからと無理やり奪ったんじゃないかなあと(*´꒳`*)

    ご感想をありがとうございました!