応援コメント

5.メイドたちの思い」への応援コメント

  •  女性三人が集まると、かしましいと言いますが……見事に、三人三様。
     リーゼロットにとって、本音で接してくれる人がいない不幸は続く。

     しかし、これはやばいなあ。

     メイド達は、何とかしたいと思っているけど、でもリーゼロットの心に触れる訳でもなく、誰かが何とかしてくれる、そう思って他人任せにしているし。

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    メイドたちは使用人ですし、難しい立場なのですよね……。あまり主人になれなれしく親しくしては、本家から遺産目当てで取り入っていると思われかねない。

    それぞれに、ありきたりな言葉で励ましはしているのでしょうが、リーゼに受け入れる様子はない。世界を拒絶するほどの絶望は、容易いなぐさめの言葉では買えられないのでしょう。
    もっと、世界を変えるほどの何かがあればよいのですが……。ゆっくり時間をかけないと変えられないでしょうが、彼女の体力も問題ですね。

  • すっごい深刻な場面で
    『顔をしかめたカティヤが息巻き、ミアはしょんぼりうなだれながらプリンをせっせと口に運んだ。』
    というのがカットインして、「ぶふうっ!」と思わず笑ってしまう。キャラ立てももちろんですが、重苦しい話の内容だけを理解させ、かつ気持ちを落とさせ過ぎないようにする配慮が素敵だなと感じました。
    こういう優しい空間を作って、読者を招き入れたいなあと思いました。

    作者からの返信

    一気に話が重くなり、しかもそれが二話も続いてしまい、これでは読んでくださった方々が離れてしまう……と危惧して、どうにかねじ込んだわずかなコメディシーンです。
    そこに目をとめていただけて、あたたかいご感想をいただいて、大変うれしいです……!
    暗くなりすぎないように状況を説明したかったのですが、個性バラバラなメイド三人の登場がうまくいったみたいで喜んでいます。
    主人公ふたりとともに、彼女たちも活躍させてあげたいなと思っています。

  • リーゼロッテに味方がいて心からほっとしました。
    3人組の会話は難しいイメージがあるのですが、どのメイドさんもキヤラがしっかりしているので、混乱することなく読めました。
    続きも楽しみにしております(∩ˊ꒳​ˋ∩)・*

    作者からの返信

    リーゼロッテへのおやさしいお言葉、とても嬉しいです!
    本当に、三人組は難しいですよね……!
    若い女性三人ということで、性格や口調で見分けがつきやすいように、名前もイメージが被らないものをと悩みました。
    混乱することなく読めたとうかがって、ホッとしております(*´▽`*)

    おやさしいお言葉と、嬉しいご感想をありがとうございます!

  • 3人のメイドさんの雰囲気や性格のバランスがとても面白かったです。
    深刻な状況のわりに、傍目にはユーモアが滲み出てて・・・
    何となく、シェークスピア悲劇の合間に出てくる道化とか兵士を思い出しました。

    次回も楽しみにしてます(*´ω`*)

    作者からの返信

    メイドさんたちが受け入れられるかドキドキしていましたが、おもしろかったと言って頂いて、とても喜んでいます!
    できるだけ明るく楽しい物語にしたいので、深刻な場面も暗くなりすぎないように、ユーモラスに書けたらいいなあと思いました。
    シェークスピアはあまり詳しくないのですが、読んでみたくなりました。
    授業でやったリア王に出てくる道化が、王にも辛辣でおもしろかったのをおぼえています(*'▽')

    楽しみにしているというお言葉もとても嬉しいです。
    ご感想をありがとうございました!

  • どちらのメイドさんたちの個性も、際立っていて素晴らしい人物描写です。加えて、このメイドさんたちの会話を通して、現在のリーゼロッテの境遇が、明確に読手に伝わる構成もすごくよいと思いました。一番読んでいて心に残るのは、彼女たちの会話から、主人公のリーゼが本当の意味での孤立無援、天涯孤独ではなく、彼女を気遣い温かく見守ろうという人々の存在が、しっかり描かれていることです。それは作者さんの主人公に対する優しさでもあるのかと、読んでいて思いました。会話から、葬儀や御屋敷内の風景、リーゼの現在の様子など次々に目の前に浮かんで来る文章がとても素敵でした。

    作者からの返信

    いつもとても丁寧なご感想をくださって、本当にありがとうございます!

    あたたかなお言葉の数々に、とても喜んでいます。
    メイドさんたちも、それぞれ個性豊かに、楽しいキャラに書けていたら良いなと思っていたので、安堵しております。
    「主人公に厳しい物語はおもしろい」と聞いたことがあるのですが、どうしてもつい親馬鹿気味になってしまって、大切に守られている描写を入れたくなってしまいます……。でもそれを心に残ると言って頂いて、嬉しかったです。
    お屋敷の風景の描写も足りないのではと悩みましたが、目に浮かんでくると言って頂いて、ホッといたしました。

    細やかなご感想、とっても参考になりますし、すごく励みになります。
    重ねて感謝いたします! ありがとうございます!

  • ミア·····恐ろしい子っ·····!

    リーゼロッテに親身な使用人が居てくれて、少しホッと出来ました。

    作者からの返信

    新キャラへのお言葉、とても嬉しいです!
    言葉数の少ないミアですが、実は一番の大人物では……? という気がしています(笑)

    主人公がかわいそうすぎるのは苦手なので(特に子どもは)、助けになってくれる親切な人たちを早々と出してしまいました。
    次回、またひとり重要人物が登場予定です。

    ご感想をありがとうございました!

  • リーゼロッテの境遇とそれを心配する人々の気持ちが良く伝わってくる回ですね。
    賢しい言い方になってしまいますが、こういう場面ってつい説明的になるか、心配する気持ちを出しすぎて読者が置いてけぼりになってしまいがちだと思いますが、その点のバランスが良く、気持ちよく読むことが出来ました。

    これからも応援しています。

    作者からの返信

    とても嬉しいご感想をありがとうございます!

    まさに、おっしゃっていただいた事柄のバランスで悩んでは、何度も手直しをしていました。
    必要な説明は書かなくてはなりませんが、それが続くと、ひどく退屈なものになってしまうのが心配でして……。
    感情の描写も少ないと物足りない、強すぎると押しつけがましいのではと、悩みます。

    とくにこの物語は、女の子の、子どもの感性に重きを置いて書きたいと思っているので、説明と心情とのバランスにはとても頭を悩ませています。
    気持ちよく読んでいただけたとうかがって、ホッといたしました。

    あたたかいお言葉を、本当にありがとうございました。