スーサイド再びー8

「ん~・・・少なくないか?


いや、魔物は危険度ランク高いしな…


でもな・・・ん~・・・」


トキは考え込んでいた。




「やっぱり人と魔物少なくねえ!?そして濃くないか!?


なんだよ?自分が名前を忘れるなんて


あり得ないだろ!?トキしか名乗ってないからか?


でもな・・・本名名乗ると違和感出るしな…


斗鬼悠真・・・カタカナじゃな・・・


というかな?説教と怒りをぶつけられた人しか


主要人物いないんだけど!?


まぁ、俺だけならね良いけど…他人巻き込んでるし


安全圏でなにもしてないし!?


仕方ないのか?仕方無いんだよな・・・きっと…


でもな?会う人間が主人公に近いのは何故だ?


ヴァイスは10歳で、貴族の息子で、冒険者ランクB、


祖父が冒険者ランクAのS間近で、


めんどくさいからで息子に地位を譲って冒険してる?


俺のせいで金髪から白髪になったよな?


商売の才能もあって稼いでるしな?二つ名『白影』?


姉も特殊な人で天才と秀才呼ばわりだろ?


なんだよ?特徴が顎砕きってさ?


前のヒュドラ戦も主人公に近かったよな?


ガデルも復讐系の主人公だろ?


シルドなんて何?あの家族関係はよ?


ややこしすぎて混乱したぞ!?


俺って怒り、説教して巻き込まれて強いだけ?


良くてボケと突っ込みが出来るぐらいか・・・


これもボケだけど突っ込み居ないからな…」


「ワン!」


「ありがとな!シル!でもな?


フィルとブラッド居ないからな?分からないんだよ…


突っ込みなのか励ましてるのかな?」


「クゥン…」


「落ち込むなよ…こっちが落ち込むよ…


産まれてまもない子供に励まされてな…


シルは元気だせよ?ケルは寝てるから


起きたときに落ち込んでたら心配するからな?」


「ワン!」


「よし、じゃあルミスの手伝いに行ってきな!


俺ももう少し出来事振り返るからよ!」


「ワン!」


シルに励まされたのか突っ込みされたのか


分からないまま落ち込んだので励まして


母のルミスの所に向かわせた。




「・・・あいつも来そうだな…


子犬か・・・なんだろうねこの魔物まみれの生活…


フラグは出てそうなんだけど人と会わないんだよな?


今スーサイドだし来れないしな?


反乱軍、スカイ達、完全に刺客来てると思うんだけど


会わないよな・・・わざとフラグ立ててるのに


来るの怒らせる人だけで中々来ないんだよな・・・


俺の制限5%から1%に下げるかな・・・


でもな…ストレス溜まりそうだし止めとくか?


なんでさ?味方しかまともに戦えないの?


良くあるじゃん!負けそうになったら助け来てさ


一緒に戦い勝って次に戦う時は敵が仲間とかな?


俺そんな王道無いんだけど?」


「ワン!」


「レドか?どうした?ケルが心配か?」


「クゥン…」


「大丈夫だから安心しろ!起きたときに


ケルが逆に心配するからな?」「ワン!」


「よし、じゃあルミスの手伝いに行ってきな!」


「ワン!」


レドも心配したのかトキに近づき励まされて


母のルミスの所に向かう。




「これもしかしてさ?後4回続くのか?」


「「「「ワン!」」」」


「いや、ワン!じゃないからな?


天丼かと思ったら一斉にかよ!


って列をつくるな!そんな列いらないからな?


ルミスも並ばないで!そんなボケは良いから!


皆早く外に行きな!ほら?シルとレドも来た!


ほら!全員が心配なのも分かるが…って


聞いてたよ?見たいな顔全員するな!


分かってるなら畑でも見に行け!」


「「「「「「「ワン!」」」」」」」


ルミス達はトキの所から離れていった。




「もう無いよな?」


トキはログハウスにいる。


ログハウスの中を見て無いことに安堵した。


そして入口全てに鍵を掛けて椅子に座る。


トキの椅子はロッキングチェアになっている。


「ふぅ・・・まさか全員が外に並んでるとは…


熊型や狼型、そしてまさかのペインボアとはな・・・


あいつ、いつの間に仲間になったんだよ…


鍵掛けて正解だったよ・・・」


「ワン!」


「え!?シル?」


まさかのシルが残っていた。


「・・・分かったよ!分・か・り・ま・し・た!!


残ってて良いから俺の振り返りを邪魔するなよ?」


「ワン!」


シルは跳んでトキの膝の上に座って横になる。


椅子の揺れが心地いいのかそのまま眠った。


「・・・お前は励ましてるのか?ボケてるのか?」


トキはシルの姿を見て悩んでしまった。




トキはロッキングチェアに座り揺れながら


シルを起こさないように振り返りをする。


・・・先ずは召喚からかな?




確か高校の授業終わってホームルームの時だったな。


ん?高校だよな?高2だったよな?


召喚されたのが17歳だから…合ってるよな?


12歳で小6で、15歳で中3だから・・・


うん!合ってるな!参ったな…出来事も濃すぎたかな?


まだ2年しか経ってないのにボケたかな?


いやいや、ボケてない。くそ、言葉が難しい…


思い出せ!・・・ボケ始めたな…




突っ込みの必要なボケが始まるな。


一瞬思い出したのはあれだな?


絶滅危惧種のぶりっ子が町にいて荷物運びに


「ええ~…私、そんなの持てないよ~!


私より重いの持てないよ~!」って


巨漢が言ってたのを思い出したな・・・


あれは突っ込み必要なボケだったな。


同じ仕事仲間の男性も苦笑いしてたし…




・・・いかんな。ボケたな…脱線した。


確か・・・床が光出して眩しくて目を瞑り


開けたら先生が子供と初老の男性を


正座させて怒ってたんだよな…


・・・ボケだよな…まさかのボケだよ…


何なの?振り返り当初からボケって?


振り返り出来ないよ?突っ込みしかないよ?


ふぅ・・・落ち着こう。進まない。本当に進まない。


俺はソファーで待たされて寝てて


胸ぐら掴まれてビンタする音に・・・って


不味いな・・・ボケ多すぎる。一部省こう。




坂口先生から召喚されたと・・・これも…


そうだよな…普通は神様だもんな…


シルが寝てるし突っ込みと怒りは抑えて…


もしかしてシルはその為に?まさかね・・・


ふぅ・・・えっと坂口先生から召喚を聞かされて


異世界によく召喚・・・されてて・・・


子供の凡ミスで…2ヵ国同時召喚されたんだよな…


ふぅ…そしてクラスの半分ずつ召喚されたと。


他世界の神に…お…怒られないために確保された…


そして世界の勉強として召喚、転移系の小説を…


・・・駄目だな…突っ込み満載だぞ?


振り返り出来るかよ!ふぅ…落ち着こう。




先生に今回の召喚は戻れないと言われて


ランダムペットの卵と図鑑、言語理解、ストレージ


金貨100枚、魔法の家を渡されたんだよな…


世界の調査と解決、生徒の動向を依頼された。


1年は森に居ろと言われてスーサイドの上空…


頑張れ。俺。耐えるんだ!




強制的に魔法を使い空を飛ぶ。今の拠点をつくる。


1ヶ月経ち卵を孵化させるとルティ、フィル。


説明書付きの当たりくじの卵だったんだよな…


フィルがそれで喋る様になった・・・


グランドラも戦ったんだよな…古代の翼竜に似てて。


全力で戦ったよな…今では出来ないけどな…


生活しててリケラとラグ、ケルと仲良くなった。


再度白い部屋に呼ばれて説教見せられて


先生に怒りを与えたんだよな…そして魔物に


職を持たして任せるつもりが下剋上起きて殲滅。


・・・スーサイドではこんなところか?


川の流れ変えたり橋作りしたり畑作り…


学生がする仕事じゃないな…


俺がした事がボケに繋がってるからな…


これでまだ序盤なんだよな…突っ込み所多すぎる。


ふぅ…下剋上潰して森を出たのが1年半か。




森を出て貴族が悪党に襲われてて助けようとしたら


加減間違えて馬車と悪党と護衛を吹き飛ばした。


着る服もここで着替えて加減し始めたよな。


事情説明したらテイマーだからと依頼されて


一緒にクリプス辺境伯とべラムに言って


フィルに怯える通商と冒険者。クルス隊長と会った。


家に行き応接室で俺の魔道具を披露。


魔法も見せてヴァイスに魔法の利便性、危険性を指導。


スーサ達に泣かれて時間が夕方になり宿泊。


朝練してたら拍手が起きたな…


そしてテイマーギルドで怒りと登録。


冒険者ギルドでテンプレ見て登録して


ヴァイスも暴言の仲間入りと先生呼び。


スライム討伐してる時にテンプレが崩れた。


まさかの盗賊に襲われてたので死の教材とした。


そして2ヶ月の間にスラムの改革に孤児院設立。


スーサイドでヴァイスの髪が白髪へと変化した。


フィルの相談所にルティの愛護部屋設立。


宿にも泊まったけど直ぐに駄目になったな…


・・・べラムは終わりかな?これで1年8ヶ月…


色々合ったな・・・突っ込みも多かったな。


ここであの爺さんと会って。ヴァイスの商才発揮。


帰ったら殺到しそうだな…相談と愛護が…




次が2つの迷宮が繋がったホウリョだな。


これは孤児院建てる時に出てきた悪党が起こした。


魔物討伐から帰るとギルドで特別緊急依頼が発行。


ホウリョの迷宮核破壊の依頼で


この時にシルド達と会ったんだよな。


あんな家族関係は初めて聞いた。


子供を孤児院に預けてそのまま迷宮に。


違和感を感じてギルド員のゾルに詳細聞いても駄目。


俺達は砦からのんびりと調査を行った。


他の冒険者は我先にと核へと行った。


ギルド長が言った。争奪戦で破格の報酬に昇格と。


砦から調べたら砦の迷宮設立理由が判明。


隠し部屋でゴブリン達と対決。フルバル使用した戦闘。


その後に職人ゴブリンを倒したことを悔やんだな。


違う出口にまさかの日本庭園があるとは…


カメラで撮影した時にヴァイスに力について指導。


ゴブリン達の過去と砦を調べ終えて洞窟へ。


倒れてる冒険者を教材にヴァイスへと指導。




洞窟は迷路で欲に溺れた冒険者が沢山いた。


迷路を打破し核に向かうと千の数の魔物部屋。


シルド達と残りを撃破して次の部屋に行くと


ミノタウルスが2体いた。その内の一体がブラッド。


戦闘中に進化して叩きのめしたら仲間になった。


そして迷宮核を破壊したら自動排出された。


その後生きてる冒険者は地面に出て迷宮は消滅。


べラムに戻り辺境伯と隊長とギルド長を怒り


反乱軍の話を聞いた。泣いてたな…権力者が…




これで終わりかな。長いな。怒ってるし俺。


ここでブラッドか…無意識ボケがあるとは


この時思わなかったもんな…重なり過ぎて疲れた。


職人ゴブリンはな・・・本気で後悔したな。


強さを持ってて、まさかの技術…仲間にしたかったな。




この3ヶ月後に反乱軍が動き出したんだよな。


その3ヶ月は冒険者ランクBになって


変わった狩猟を流行させて…もう慣れたな…


スーサ=クリプス辺境伯から娘の嫁いだ


ゾラム侯爵に反乱軍が侵攻したと聞き依頼を受けた。


シルド達がべラムに子供の我が儘で拠点とした。


俺達はべラムから始めての他領地に移動した。


この時に橋が壊されてたからラグ呼んで直した。


その後に馬鹿な盗賊に襲撃受けてアジト壊滅に


ヴァイス、ルティ、ラグと別れて行動した。




この時に人間の悪の欲を知ったんだよな。


壊滅させたけどな。思い出すのも嫌な記憶だよ。


その後に人質を助けて関所を通ると誰もいなかった。


ヴァイスからの知らせを見て調査して


異世界人が関わってると知ったんだよな。


足跡が学校の上履きだったし。


関所の調査を終えて村に向かったら村と言えなかった。


家と食料が焼かれ人を殺され逃げる反乱軍の後ろ姿。


なんとか生きてる人を助けて3日様子見て


7日徹夜で各村を助けに行って出来なかった村は弔った。


回り終えて元の村に行くと付近に偵察部隊がいた。


壊滅させて情報を聞き出してガデルと対面し助けた。


奴隷の特殊な腕輪を着けさせられて拷問紛いの装着。


過去を知り一夜明けてニバルに向かった。


その途中にガデルと命を懸けた模擬戦闘して喜ぶ。


20%まで制限解除して傷を久しぶりに負った。


楽しかったな…そして有名に成ってる事を聞かされた。


落ち込んだな…そして反乱軍に八つ当たりを決める。




反乱軍は弱すぎて途中にガデルの復讐相手を見つけた。


ガデルを先に行かせて反乱軍の相手をしたが弱すぎた。


ガデルの復讐を観戦しながら応援した。


そしてガデルから無限ループの話を聞いて


術を起こした死体を見るとクラスメイトだった。


奴隷の指輪を着けていた。俺は火葬して遺品は保管する。


リーダー格に話を聞くためにニバルに入ると終わってた。


そして反乱軍を牢獄に閉じ込めて尋問し


暗躍しているクラスメイトの存在を知った。


ふざけた事をしてると怒りが溢れた。


反乱が終わりゾラム侯爵の家で一夜明けて


朝練してるとブラッドが進化した。喋る様になった。


その後の牢獄の扱いにゾラム侯爵達に説教した。


アイサを連れてべラムに戻ってる時に


リケラが川から流れてきた。


無視しようとしたが駄目だったので怒りが溢れて


全員が俺から目を離した。そして怒りのまま


ヴァイスが急いでリケラの件を依頼とさせて


アイサとシーサを置いてスーサイドに向かった。




俺がヴァイスと離れてる間にヴァイスは


ニバルで足止めを受けて無理矢理ルティをニバルへ


上空に投げ飛ばしたそうだ。ルティはアイサを見つけて


反乱軍に加担していた見張りをアイサが顎砕きした。


その後は見張りを尋問して暗殺者が侵入して尋問。


ニバルへの反乱軍の侵攻では半分を足止めして


アイサが顎砕きを行った。


そしてアイサとガデルが合流して俺の過去を話した。


有名になりたくない理由を教えるために。




ニバルでの話はこのぐらいかな?


ヴァイスと合流した時ボケ多すぎたな。


俺が話進まないから土下座仕掛けた。


後はスーサイドの事は終わってからだな。


振り返り終えたが・・・ボケ多くね?


省略した部分とか特に多かったし。


どんだけ途中で突っ込みを入れるのを止めたか。


ほとんど普通の会話してないぞ?




まぁ良いや。振り返りも終わったし。


あいつらが起きるまでまだ掛かるだろうから


このままシルと寝ますかね。




トキは振り返りを終えてロッキングチェアの揺れに


体を任せてケルの子供のシルと椅子で寝た。


植物系の奴等は起きてからと考えて眠った・・・

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