第22話「ぎゅうぎゅう詰めの毎日」

 光陰、矢のごとしだっけか?


 とにかく、いろいろやることがあったら、あっという間に一日は過ぎ去っていく。

 事務所に出勤し、朝は化粧のお勉強。昼はトレーニング。もしくはデスフレアのアジト掃討に駆り出される。

 それが終わったら、夜だ。

 夜は高卒認定試験の勉強をやっている。高卒くらいは取っておけと、事務所の人たちに言われているからがんばっている。


 一応、病気になった時に勉強はしていた。

 でも、一時期やめていた。


 あの薬を投与する一年前までは、てっきり自分は死んでしまうと思っていたからやっていなかった。

 どうせ死ぬからという理由でさ。


 久しぶりに勉強をすると結構忘れているもので。ひろくんと私は違って、頭がよくないから思い出すのに時間がかかった。

 白焔さんとの試合が終わったら、高卒認定試験に向けて頑張らなきゃいけない。

 あと、いなくなってしまったひろくんの捜索もやっている。

 インターネットや聞き込みでちびちびと。

 探偵を雇って探してもらうため、事務所からいただいている給料はあまり使わないようにしている。

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