第108回:起承転結の割合
・今回のテーマ
ずばり、起承転結です。それが何かは既に説明済、もしくは別の方の創作論を参照でお願いします。今回は、その割合です。
全体を10としてそれぞれが2.5の割合で書かれるケースがバランス型と覚えてください。それを踏まえてのお話をします。
ぶっちゃけると、どの割合が理想的かと言う『答え』はありません。自分が書きたいジャンルによって、何処のパートを削るのか変わってしまうからです。ギャグ系だと結の部分は爆発オチとか「だめだこりゃ!」な一言だけで片付けてしまう事があるので、その他の割合を強化する事が出来るでしょう。結の部分を7割とか8割にするような小説はレアケースであって、一般的な作品では失敗する可能性が高いです。
逆に起が7割や8割も説明語りっぽい箇所があって、初心者向きではないと思いますので、理想はバランス型でしょう。
ネットを検索すれば、「転」パートから書くべきとか色々と転がっているはずですので、自分にあった起承転結の割合を見つける方が早いと思いますよ。
あくまでも、この考えは「個人差があるノウハウのひとつ」と言う事を忘れないでください。
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