phase7「それなりの日」

 「うあ~……」


 真っ暗な空間に、舌っ足らずな声が聞こえてきた。ぼんやりとした聴覚がそれを拾い上げた瞬間、意識が浮上していった。


「あうあ」


 邪気が一切感じられない声と共に、小さくふんわりと柔らかい何かが、頬に触れた。瞬間、目が開いた。横を向き、まず視界に飛び込んできたのはココロだった。赤と青で左右違う色を持つ瞳が、穹の顔を覗いていた。


「起きたか」


 その向こうにいるハルが聞いた。ココロはハルの腕から身を乗り出し、穹の頬へ手を伸ばしていた。

 何度か瞬きした後、今自分がソファの上に寝かされていること、ここが宇宙船であることを知った。


「そっ、そそそ穹、起きっ、たの?!」

「おはよう穹君~! いきなり気を失うからびっくりしたよ~」

「おい大丈夫かよソラ!」


 取り乱しながら駆け寄ってきた美月、のんびりとした未來、口調こそ荒いが声に気遣い以外感じられないクラーレと、よく知った顔が視界に飛び込んできた。

全て、穹が守りたいと思う、大切な人達。


「一体なんなのよ! いきなりばたーんって倒れてどうなるかと思ったんだからね!」

「美月がここまで運んだんだよ~」

「ソラが、ソラがってミヅキが駆け込んできたときは、まじで俺も焦ったぞ……」

「ご、ごめん……」


 よほど神経が張り詰めていたのだと思う。緊張の糸が解けて、力だけでなく意識も手放されたのだろう。あるいは、変身が解けた状態で落下したショックが、時間を置いて襲ってきたか。


「そういえば穹君、戦ってる最中に急に変身が解けたんですが……」


 未來がふと思い出したように、説明を始めた。その時の状況を聞いたハルは、ふむ、と一つ頷いた。


「それは、アーマーブレイクだ」


 ハルが、穹のコスモパッドへ指を指してきた。目を落とすと、思わず声を上げた。


「なんですかこれ……!」


 コスモパッドの液晶画面に、大きな亀裂が走っていた。しかし指先で確かめてみても、表面はつるつるとしており、ヒビの触感はない。内側に出来ているもののようだった。


「変身してステータスが強化された状態において尚、致命傷になり得るダメージを負ったとき、それを防ぐための機能なんだ。

ダメージを防ぐ代わりに変身が強制的に終了し、しばらくの間変身できなくなる。具体的にいうと、身体強化に回していた力や機能全てを、致命傷を防ぐこと一点に集中させるんだ。だからそれ以上、変身を継続させることが不可能になる」


 未來が感心深げな息を吐いた。


「じゃあ穹君、自分の攻撃で致命傷負ったってことになるのかな?」


 状況を振り返れば、そう考えて良かった。確かにあの時、自分は凄まじい力を叩き込んでいたと思う。目の前が真っ赤に染まっていて、ある程度冷静になった今思い返せば、あれは怒りで我を忘れている状態だった。


「許容範囲を超える攻撃力を出していたんだな。自分の攻撃でアーマーブレイクとは、一体どれだけの力を出したというのか……」

「ご、ごめんなさい……」


 小さく謝る。確かにやりすぎだったかもしれないと思っていた。だが一方で、後悔は全くしていなかった。


「これ見てよ、穹が壊したロボット」

「回収できたの、これだけだったんですよね~」


 美月と未來が見せてきたのは、もはや元の物体がなんだったのか判別ができないほど、ひしゃげて壊れた部品だった。ばらばらになっている物体のいくつかを、ハルは手にした。


「この部品は、戦闘データをリアルタイムで向こうダークマターに送るものだな」

「マーキュリーが言ってたデータって、これのことだったんですね~……」


 未來が神妙に言った。ハルはその通りだとばかりに頷くと、手のひらの上に乗せていた部品を、コートのポケットの中に入れた。


「ほぼ壊れているが、解析してみる価値はあるな。ソラ、悪いがもう少し休んだら、詳しい状況を教えてくれないだろうか」

「あ、はい。わかりました」


 ゆっくりと起き上がろうとしたときだった。美月の手が伸びてきて、それを制した。


「ねえ穹。どうして新しい料理考えてること、ずっと黙ってたの?」


 軽く首を傾げてくる美月と目が合う。視線を外そうとしたが、できなかった。後退できないのに、後ずさろうとした。時間の流れが止まった気がしたが、自分が止まっているだけだと知った。


「……あ……」


 心臓が殴られているような衝撃を感じる。早くなっていく脈と比例して、喉が硬くなっていく。この期に及んで、まだ誤魔化せる道がないか探している自分がいた。隠し通せる道はないかと。


「……ごめん、なさい……」


 そんな道はないと気づいていた。真実を認めた直後、恐怖が激流と化して襲ってきた。

 耳も、心も、嘲笑の言葉、否定の言葉を聞く覚悟が出来ていない。自然と動いた両手が、耳元へ移り出す。


「どうして謝るの? 私は新しいメニューとか考えるの苦手だから、凄く嬉しかったのに」


 かかってきた言葉に、表も裏もなかった。耳を塞ごうとしていた手が、宙で止まった。顔を上げた瞬間、両手が掴まれた。


「穹っ! 姉ちゃんはね、凄く誇らしい!!」


 え、と聞き返した。美月は取り消さなかった。間違いでないとばかりに、深く頷いた。


 その笑顔は、穹のよく知る、穹が大切に思う笑顔だった。太陽を連想する、温かく眩しい表情。そこから発せられた、「誇り」という台詞。

 単語の持つ意味は知っている。けれど、それが自分に向けられた実感が、全くなかった。体が地に着いておらず、ふわふわと空中を漂っているようだった。


「だよねえ、穹君凄い! なんだか格好いいよ、素敵! ねえねえ、穹君の料理、撮影してみたいけどいいかなっ!」

「へえ、ソラそんなことしてたのか。凄いじゃないか、新しい料理考えられるって。俺には絶対出来ねえことだ。尊敬しかない」


 きゃーと未來が拍手をし、クラーレが興味深そうに少し顔を覗き見る。どう捻くれた見方をしても、そこには皮肉も嫌味も感じられなかった。


「そうか。やはりキッチンでいつも……」


 解答を見つけたように、ハルが何回か一人で頷く。もしかすると、ほぼばれていたのかもしれなかった。穹の視線と合わせるように、浅く屈み込んでくる。


「ソラの作った料理を是非とも試食してみたいがいいだろうか。分析をしてみたい」

「えっ、分析ですか? ハルさんに? ち、ちょっと緊張します……」

「ソラの心を傷つけるような発言は絶対にしないと誓う」

「あああ、そこまで気を遣わなくても!」

「気は遣っていないが」


 取り乱しながら周りを忙しなく見回したときだ。「ピ!」と鳴きながら、シロが懐の中に飛び込んで来た。もふもふの体毛が触れた瞬間、緑色の目と合った瞬間。良かったね、と言っているように聞こえた。


「……うん。そうだね、シロ」


 何を恐れていたのだろうか。何に対して怯えていたのだろうか。不思議なもので、原因がわからなくなっていた。自分のことのはずなのに、自分で考えていたことがわからない。


 ただわかるのは、随分と遠回りしていたな、ということだった。


 美月が腰に手を当てて、あのね、と見下ろしてきた。


「怒ってた穹ね、ぶっちゃけ怖かったけど。でもね、凄ーく格好良かったよ!」


 穹は、黙って笑い返した。こっちの台詞だったからだ。落下する自分を受け止めたときも、それ以外の時も。いつだって美月は、自分の中で“格好いい”存在なのだ。


「あーでも悔しいな。敵にばらされる形で知りたくなかった……」


 ぶつん、と何かが盛大に引き千切れる音がした。先刻までの、思い出したくないことが思い出された。違う意味で、脈が速まっていく。


「私は悔しい。穹のことを何も知らなかった自分が悔しい!」

「いや。たとえどんなに親しい相手でも、心の全てを理解することは出来ない。それは当たり前のことなんだ」

「ふうん、なるほどね~……って穹聞いてる?」

「あいつ呪う……。どんな方法がいいのかな……。なるべくきつい方法で呪う……」

「目が本気なんだけど?!」

「駄目だよ、穹君! あのね、人を呪うとね、自分にも返ってきちゃうんだよ!」

「お、おお……。ソラって怒るとこんな風になんだな……。初めて知ったわ……」

「駄目だ、考えてたら頭が物凄くくらくらしてきた、吐きそう」

「ソラ、落ち着きなさい」






 「良かった、あった……」


 帰宅後。普段ノートをしまっている場所を見ると、それはいつも通り、定位置にあった。場所は以前置いた時と寸分変わっておらず、やはりあれは偽物だったのだと改めて知った。


「……おえ、駄目だ気分悪い。あいつなんなんだ一体、許せねえ……」


 胃の奥がむかつきを訴え始め、穹はその場にうずくまった。


 今まで自分は激しく怒った経験が無かった。そんな自分は面白くない人間なのだろうかとどこかで劣等感を覚えつつも、そういう人間なのだろうと片付けていた。


 しかし。今日は長い時間、怒りに分類される感情に身が包まれていた。結果、非常に疲れた。もうしばらく怒りに身を任せることはしたくないと思う程、困憊こんぱいしていた。懲り懲りとさえ感じていた。だが、今日の出来事を思うと、無条件で腹の底が熱くなってくる。


 何度か深呼吸をして、無理矢理気持ちを静めた。まだ火種は燻っているが、これ以上は自分の体力を消費するだけと言い聞かせ、手にしたノートを開く。


「こうして改めて見ると、結構ボロボロだな……」


 長い期間、汗を吸い込んできた紙は独特の感触をしており、ぱらぱらというよりぺらぺらと、音にあまり張りが無い。


 中身もそうで、書き直した後や、ページごと破り捨てた後があり、使い込まれていると一目でわかる。


 このノートを質屋に持っていっても売れないだろう。だがこの中にあるものは、お金では決して還元できない代物だ。きっと、この世に二つと無いもの。


 ノートそのものにも、ノートの中身にも、価値は無いのかもしれない。


 けれど結局、どんなに後ろめたさを覚えていても、引け目を感じていても、自責の念に駆られても。

 自分自身は、このノートに、価値がないというレッテルを貼ることができなかった。


「……まあ、結果オーライだったのかな……」


 不本意な経緯だったとしても、料理を考えるという自分の大切なことは、結果的に皆に受け入れられた。今回のような事が無ければ、自分は一生言い出せなかったことだろう。


「いや、でも駄目。やっぱり呪う」


 今日は悪いことがたくさんあった。でも良いこともあった。だから今日は、それなりの日だ。ここからの自分の行動で、今日が悪い日で終わるか、良い日で終わるか決まる。


 やはり恐怖を覚えていた。けれど足が止まる気配はなかった。


 穹はノートを抱え、立ち上がった。部屋から出る瞬間、首を後ろに向けた。

 窓の向こうに広がる空の青さが、心地よく目に映った。





 店のドアが開いた瞬間、穹は反射的に壁に掛けられた時計を見た。相手は、指定した時刻通りに来た。そこには一秒の狂いもなかった。


「アイ、来てくれたんだね! ありがとう!」

「約束しましたので」

「さ、座って座って」


 椅子を引いて手で示すと、アイは大人しくそこに腰掛けた。


「それじゃあ今から持ってくるよ。ちょっとだけ待っててね」

「はい」


 他に誰もいない店内には、静かなアイの声もちゃんと聞こえる。普段は訪れる客の声で賑やかな場所の店内も、定休日となれば静寂な空間と化す。


 穹は着ているエプロンを伸ばしながら、厨房へと戻った。調理台に立ち、用意したレシピを見る。


 アイに振る舞うのは二度目なので一度目の時のような緊張は襲ってきていなかったが、やはり多少は体が強張った。それでも、ある程度は良くなった手際を経て、穹は一品のメニューを作り上げた。


 慎重に運んでいきテーブルに置くと、アイはこちらを見上げてきた。


「これは……」

「うん。この前食べてもらったクレープだよ」


 言った途端、笑みが零れてきた。それは止めどなく溢れてきた。口元を押さえる穹を、アイは何が起きたのかという訝しむような目で見てきた。


「ごめんごめん、嬉しくて。だってこれ、週明けから店に並ぶからね」


 ゆっくりと息を吸って吐き、気持ちを落ち着ける。いくら今日が定休日で、アイが知っている顔と言えど、今向き合っているのは紛れもなく、「ミーティアに訪れたお客様」なのだ。


「こちらが、くだんの新メニューに採用されたわけですか」

「そう!」


 頷くと、実感が波のように押し寄せてきた。


「数日前ね……あったからね……。は、はは……」


 既に何日も経っているのに、穹は未だに“色々”引きずっていた。あの日のことを思うと、死んだ目になるのを自覚できる。


 その後も、色々起こった。いや、自分が起こした。


 家族に、青いノートの存在を公言したのだ。


 体が寒くてたまらなくなったし、自身の心臓の鼓動で他に何も聞こえなくなった。がたがたと震えながら打ち明けた結果は、叱られた。

 「もっと早く言ってほしかった!」と、皆口を揃えて言ったのだ。その後、笑いながら、頭を撫でられた。


 料理のすり替えの事件も正直に全て話した。話した上でクレープのレシピを見せると、両親も美月も、「これで行こう」と即答したのだ。


「メニューには採用されたけど、元のレシピとはちょっと違うよ。改良されてあるんだ。やっぱり独学だと駄目だねえ……。この機会に、色々教えてもらえたよ」


 ノートを全て読んだ両親が、穹に許可を得た上で、それぞれのレシピにある問題点を指摘してきた。直々に料理を教わりながら、穹は学んだ。


 自分で考え、自分で作るだけではわからなかったことが見えてきて、自分の中に知識と経験が蓄積されていくのはなかなかに快感だった。


 客観的に自分の足りない部分、力不足な部分も判断できるし、逆に得意な部分、伸びしろがある部分を指導されたりもする。


 何しろ今まで考案してきたレシピもメニューも数が多い。全てを教えてもらうにはゴールが遠いが、一歩一歩進んでいこうと思える。


 プロである父や母や祖父の目から見たら、穹の実力はあと一歩、のところらしい。実際に店に出すには難しい部分があるだろう、と。


 その事実を知っても、意外なほどにすんなりと飲み込めることが出来た。今回は新メニューとして採用されたわけだし、その後に続いた台詞が尾を引いているのかもしれない。

「穹の考えたメニューがミーティアに並ぶのが当たり前になるのは、ほぼ確実な未来だろう」と。そう言われたのだ。


「クレープが採用されたのは、凄くいい線行ってたからなんだって。この前、アイに改善点教えてもらったおかげだと思うんだ。ありがとう!」

「……私は、ただ客観的に見て、直したほうが良い場所を伝えただけにすぎません」

「いやいや! それが有り難かったんだよ、とっても!」


 ぶんぶんと首を振る。それは紛れもない本心だった。あの時本当のことを言えたのは、アイだけだった。アイがいなかったら、今の自分の心は、どんな状態になってたことか。予測出来ないが、アイのおかげで、心が軽くなれたのだ。


「さ、冷めちゃうよ。どうぞ!」

「頂きます」


 一つ礼をすると、アイはクレープを切り、一口分口へと運んだ。ゆっくりとした咀嚼が終わった後も、しばらく動かなかった。どこか一点を凝視していたが、ふとそれが揺らいだ。


「以前頂いたものよりも、味が変化しておりますね。総合的に判断して、格段に良くなっている、と推測できます」

「良かった!!」


 胸を撫で下ろした。正直ね、と緩む顔で言う。


「とても緊張してるんだ。凄く怖い。でも嬉しいんだ。だけど怖い」


 週明け。メニューが店頭に並ぶ瞬間。時間は止まってくれず、確実にその日は近づいてきている。カレンダーを見る度、心臓が竦み上がる。嬉しいはずなのに、嬉しさが霞んで見えなくなる、恐怖と責任に包まれる。


「なんかもう、引き返せって言ってるもう一人の自分もいるんだけど、ね。今は、流されておくことにするよ」


 流されがちなのは自分の短所だと常々思っていた。今はその短所に、身を任せるしか無い状況になっている。苦笑を浮かべると、アイは頷いて返してくれた。


「こちらの料理、客観的に判断するなら、メニューとして出してもなんら遜色ないと考えられますよ」

「うわあ、ありがとう! なんか、元気が出てきたよ!」


 と。アイはじっとクレープに目線を落とした。


「やはり専門的な分野になると知識が劣りますね、私は……。結果、ソラの望んだものの結果を出せなかった。改善点を全て見つける事が出来なかったし、最適なアドバイスも算出できなかった……」

「ア、アイ?」

「業務が求められる形で遂行できなかった……。由々しき事態です……」


 あまり上手く聞き取れない声量でぶつぶつと呟いている。かと思うと、突如として顔を上げた。青色の目が光っているように見えた。


「ソラ、私に料理を教えて下さいませんか。今後のためにも、身につけて良い知識と判断しました。ご教授願いたいのですが」

「え、えええ?!」


 動揺するほかなかった。アイがそこに責任を感じる必要は皆無だ。だがいくら説明しても、「必要なことと判断しました」と言って譲らない。

 穹はしばらく固まっていたが、首を横に振った。


「うーん。嬉しいけど、なら僕じゃなくて姉ちゃんのほうが良いよ! 姉ちゃん、料理が凄く上手いんだから! それにとても美味しいんだよ、姉ちゃんのごはん!」


 とん、と心臓の辺りを、作った拳で軽く叩く。


「僕はまだ、修行中の身だからね!」


 アイが一つ、瞬きをした時だった。


 騒々しい足音が響き、ばーんと自宅と店を繋ぐドアが開け放たれた。そこに立つ美月が、怒り心頭といった表情で詰め寄ってきた。


「穹ーーー!! こんな良い匂い漂わせてるのに、なんで私を呼んでくれないのよ!!」

「姉ちゃんは朝たくさん食べたでしょうが!」

「その時は朝! 今は午後! ねえ穹、私にクレープ作ってよ! ……って、うわあ、アイ! い、いらっしゃいま、せ……」

「お邪魔しております」

「ほーら恥ずかしいところ見られたじゃない」

「ああもう! つべこべ言わない!!」


 目を見開かれ、思わず肩が竦む。やれやれと呆れながら再び厨房に向かう穹の心は、確かに、暖かさで包まれていた。

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