破苦

いつだって僕は


自分を卑下して嘆いていたんだ


劣等生の僕に嫌気がさして


涙の向こうで


何度も笑うあなたが見えた


そしたら少し楽になった


愛していると言い出せずに


さよならも言えないまま


明日の朝に旅に出るよ


君を追って


だんだん君を


忘れてしまう


それがたまらなく


怖い 怖い 怖いんだ


どんどん君が


掠れてしまう


それがたまらなく


怖い 怖い 怖いんだ


君もそうなのかい?

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