ナイフとフォーク

言葉のナイフを


心に刺して


誰かのワイフと


今夜は寝るぜ


棘とナイフとフォークと羅刹と

惨憺と欲望と快楽とスプーンを


お皿の隣に飾る


それらが、皿に乗っかることはない


あくまで飾りなんだ


何度も手にし続ける


何度も




いつか、錆びれてしまっても


使い続けるのだ

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