個人情報集め 転職誘うAI

2019念6月23日 朝日新聞。

「個人情報集め 転職誘うAI」というタイトルで、

私も知らない「自分」を、人工知能(AI)が分析していたとしたら。

大量の個人データからその人を評価し、

企業の採用や人事管理に活用する動きが広がりつつある。

私たちはどこまで見透かされているのだろうか。


と、冒頭の記事にあるんですが、LAPRASという人材サービスの

AIベンチャーは、データは個人情報保護委員会に届け出ており、

提供されたと知った本人が希望すれば

情報の利用を停止できると説明。

CEO(27歳)は、「天職は偶然出会えるのではなく、AIを使って必然に変えたい」

と語っているそうです。


ただ、スポーツ界ではAIの予想以上の働きをする選手もいたりして、

分析はやめて「おまえならできる」 と送り出すこともあるそうです。


この同じページに、働き方改革と言われても普段考えてないから困るんじゃないか、

色んな人の色んな経験や知識を集めるのが大切、

というどこかで聞いたようなセリフを吐く女性の記事が載ってましたが、

単一化に慣れている日本人に、多角的なものの見方ってできるのかね。

わたしだって、月並みなことしか言えてないからねえ。


AIが行動パターンを読んで、それにアドバイスしたりするようになる。

星新一に、「妖精配給会社」ってショートショートがありますが、

おだてまくる妖精にみんな支配されて、

疑問すら抱かなくなる未来図がありました。

データを使われないように、ツイッターにつぶやくのも最小限にしている

最近のわたしでした。

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