57 敵



今日は朝から買い物に


勇者様と手を繋いで


なぜか 勇者様の反対の手をセネが


・・・


「セネ これからどうするの」


「今日は買い物にゃ 明日からダンジョンでレベル上げにゃん」


レベル上げか そうよね 私も強くならないとね


んっ 待てよ ダメよ


「セネ ダンジョンに入ると勇者様が」


「仕方ないにゃん」


「嫌よ そうだ ダンジョン以外でもレベル上げは出来るでしょ」


「ダンジョンが一番効率いいにゃん」


そうかも知れないけど 絶対に嫌よ 何か他には あっ


「セネ エルフの里は 行けば真実が分かるんでしょ 勇者様のことだって何か分かるかも」


「にゃ 分かったにゃ 明日はエルフの里にゃん」


セーフ せっかく勇者様の呪いが解けて20歳になっているのに また おじいさんになるなんてね




この街は破壊するそうなので 気にいったものはアイテムボックスに収納していった


人族がこの街から船を使って獣族の領域に行り奴隷狩りをしていたそうだ


この国を潰せば 船での侵攻が困難になると










今日も勇者様と


風呂から上がり 部屋に入ると えっ 誰


勇者様のベットが見えないように仕切りが そして その前に2人の猫耳の女の子が剣を持って座っていた


私が近づくと 私に剣を


えっ


「セネ どういうこと」


「にゃ 今日はセネの番にゃん」


はっ 何 セネの番って


「セネ」


・・・


「セネ 勇者様」


・・・


えっ 無視なの





何度呼びかけても


・・・


何を 何って 何を えっ そんなはずは


・・・











気づいたら朝に


・・・


まだ 2人の猫族の女の子が座っているけど・・・


「セネ」


「にゃ おはようにゃん」


「セネ まさか ヘンなことしてないでしょね」


「してないにゃん」



セネが2人に何かしゃべると転移していなくなった


勇者様を見るとまだ寝ていたが・・・ 本当に何も・・・





朝食を食べ終わると 魔王が私と勇者様に転移の指輪を


そして 魔王が転移し 私達は魔王の元に転移した




そこは緑におおわれた街だった


そして街の中央には大きな木が どこまでも空に向かって伸びる大きな木 雲の上まで伸びている大きな木


街にはエルフだけでなく 獣族達も自由に行き来している


案内された部屋に入ると 魔王の10臣がテーブルを囲んで椅子に座っていた


テーブルには人族の領域の地図が


何をしているんだろ 何か話し合っているみたいだけど


セネ以外の人達は意見が合っているみたいだけど 


セネが地図を指差すと全員が首を傾げていた


そしてセネが私と勇者様に


「イリスはどの国が怪しいと思うにゃん」


怪しい


「どういうこと」


「一番怪しい国にゃん」


えっ そう言われても


「セネは え~と そこはグライデン王国ね たしか 智将王って りっぱな王様治めているのよね」


「セネは ここが怪しいと思うにゃん」


う~ん グライデン王国はもっとも平和な国だと聞いているけど


「どうして」


「感にゃん」


えっ 理由はないのね


「勇者はどこが怪しいと思うにゃん」


勇者様に聞いても言葉が通じないでしょ あっ セネと同じ国


「やっぱり そうにゃん」


それは違うでしょ 絶対に適当に指差したでしょ


セネがまた 何か言うと また 他の10臣達から否定されているようだ


そもそも怪しいって 何が怪しいの




しばらく話し合いが続きいていたが部屋にエルフが入ってくると話を止め エルフと話を始めた


そして 人族の言葉で


「ハイエルフ様がお会いになるそうです 私の後についてきてください」


へぇ~ 人族の言葉が分かるのね まあ セネだけじゃないとは思っていたけど


「セネ エルフで人族の言葉を話せる人は多いの」


「エルフはだいたい話せるにゃん」


えっ でも


「グニさんやドナさんは」


「話せるにゃん」


あれっ


「だって 今まで」


「イリスが嫌いなだけにゃん」


あっ そうなのね すず様に似ているからか・・・


ハイエルフ様か 綺麗な女性だって噂だけど


ついて行くと大きな木の中を進んで行く


木の中に部屋が


そして 大きな部屋に入ると中に


えっ


木と同化している人が・・・


私が驚いていると セネが


「ハイエルフにゃん」


やっぱり そうなのね この人が


体のほとんどは大きな木と同化している 顔は何とか分かるけど・・・


そして ハイエルフ様が私に


「何か聞きたいことがあるそうですね」


「えっ はい 真実を 私はまだ何も知らなくて」


「知ってどうするのですか 知らないほうが幸せかもしれませんよ」


そうかも知れないけど それでも・・・


「知りたいです 私の敵は誰ですか」


「敵とは」


えっ 敵は敵 敵とは そうだ


「神様は敵なのでしょうか」


「神様ですか 神様は今 捕らわれています 自称神と言われている人達に」


えっ 何それ


「それは あっ あの白の国と黒の国の人達のことでしょうか」


「そうです 彼らは暗黒竜の闇の魔那を使って天界に神を封印してしまいました」


「にゃ ヴァリドラじゃないにゃん」


そうよね


「ヴァリドラを作り出した後も研究は続き そして暗黒竜を作りだしました」


えっ ヴァリドラが暴走して 滅んだんじゃ たしか ダークエルフが魔法陣を破壊して


あっ 割り込まないでよ


魔王がハイエルフ様と何か話を





「セネ 何を話しているの」


「ダークエルフは自称神達のコマにゃん」


えっ 自称神達を倒すために ダークエルフが魔法陣を壊したはずだよね


「やっぱり そうにゃん」


「どうしたの」


「あの国の王がダークエルフにゃん」


えっ あの国って えっ 智将王が・・・


今度は勇者様がハイエルフ様と話しを


・・・


そして また魔王がハイエルフ様と


・・・


「ねぇ どうなってるの」


「にゃ 自称神は強いにゃ 勝てないにゃん」


えっ そうだと思っていたけど・・・


「どうするの」


「強くなればいいにゃん」


でしょけど


あっ


ハイエルフ様が目を閉じ眠りについたようだ


・・・


「で 何か分かったの」


「分かったにゃん」


「で」


「神の力を集めればいいにゃん」


「神の力って何」


「今 3つあるにゃ 後10にゃん」


セネが他の10臣と話始めてしまった




で 何よ それは う~ん そうだ 案内してくれたエルフさんに


「すみません」


「今の話ですか」


「はい」


「13人の転生者の魂を集めるという話ですよ」


えっ 転生者って 勇者様 ここに3人 


「ここにある3つとは 勇者あつし様と勇者すず様ですか 後は」


「最初の転生者 勇者タナトス様 そして最後の転生者 勇者あつし様 そして その弟の転生者 勇者たける様です」


あれっ すず様じゃ たける様 たける様が勇者様の弟 ここにって どこだろう


「たける様はどちらに」


「セネ様の剣の中にいますよ たける様の愛剣正宗の中に」


えっ あの剣はブフトが持っていた剣だよね


「すず様はいないのですか」


「すず様の魂はタナトス様の城に お墓の中にあるみたいです 人族の王の后だった者の中に」


お母様の中に お母様のアイテムボックスの中ってことなの だとすると 取り出すためには・・・


エルフが部屋の外に出て行き すぐに戻ってきて本を渡してくれた


「この本を差し上げましょう 転生者様達のことが書かれていますよ」


「ありがとうございます」


エルフが書いた本なのかな


あつし

すず

たける

ダリア

ラーマ

ホルス

ロコ

ユミス

セト

ライマ

アリス

マリナ

タナトス


・・・ 13人の転生者達の話 勇者様の話は白紙だけど・・・

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