54 お得なドラゴン
セネは私と同じ夢を見てないみたいだけど
・・・
同じ夢を魔王も見たと
もしかして おじいさんもかな
・・・
3人って おじいさんと魔王と ・・・すず様ってこと
・・・
あっ
階段を下りると扉が
やっと ついた
今回は長かった
13日目になるのかな もう ヘトヘトよ
扉を開けて中に入ると
巨大なドラゴンが
セネが微笑み 走って巨大なドラゴンに
えっ
おじいさんが 私の手を
危険ってことね
魔王を見ると ビビッているのか 2歩ほど 後ろに下がっていた
でも すぐに 終わるんでしょ
セネが巨大なドラゴンを斬りつけると 巨大なドラゴンから血が
さすが セネね
しかし セネがいきなり吹き飛んだ
えっ どうして
吹き飛んだセネが一回転して 着地
セネが着地した瞬間 地面から尖った岩がセネに
魔王がセネのほうに走るが
巨大なドラゴンはセネに体当たりを
セネは空中で体勢を変えて 避けようとしていたが
避けきれずに 横壁まで 吹き飛んでいった
魔王は何もされてないのに 物凄いスピードで吹き飛ぶ
えっ どうして 魔法なの 死んだ
魔王のほうをみると壁に少しめりこんでいるようだが
あっ よかった 生きてる
魔王が血を吐きながら起き上がった
セネはすぐに走りだし 巨大なドラゴンに向かっていく
体勢を低くしながら 地面から突き出てくる岩をかわしながら 巨大なドラゴンに向かっていく
セネが巨大なドラゴンに近づくと 巨大なドラゴンは横回転して 尻尾を振り回し セネに
セネは避けきれずに また吹き飛んでいった
きゃっ
おじいさんが私を抱えて セネのほうに
その時 巨大なドラゴンがセネに向かって 巨大な炎を放つ
セネに
セネに炎が直撃すると思ったが いきなり セネの前に氷の壁が
氷の壁はすぐに砕けたが
炎がセネに直撃するより先に おじいさんが セネの手を掴み
炎をかわす
「助かったにゃ さすがに強いにゃん」
「大丈夫なの」
「問題ないにゃ セネが倒すにゃん」
いや 勝てないでしょ
「おじいさんに任せたら」
「大丈夫にゃ あれはお得なヴァリドラにゃん」
えっ ヴァリドラ
「無理でしょ」
「大丈夫にゃ 任せろにゃん」
えっ ちょっと 何してんのよ
おじいさんがいきなりセネに抱きついた
「ありがとにゃ これで倒せるにゃん」
えっ 何 どういうこと
セネは走ってヴァリドラの方に
速い あっ 魔法で速度を
私もレベルが上がって セネの動きを前よりは見えるようになってきていたけど いつもより
ヴァリドラはセネの動きについていけなくなったからなのか
炎の全体魔法を
ヴァリドラの周辺が炎で覆われた
しかし セネは動きを止めず 逃げずに前に
ヴァリドラを次々に切り裂いていく
ヴァリドラの腕が飛び そして首から血が
しかし ヴァリドラは倒れずに横回転して また尻尾でセネを
危ない セネ
セネが吹き飛ぶ かと思ったが
残像なの 速い
セネはかわして 更にヴァリドラを斬りつけていく
セネは低い体勢で地面を這うように動き回り ヴァリドラを斬り続ける
ヴァリドラは何度も全体魔法でセネを攻撃するが
セネは避けもせずに ヴァリドラを斬り続けた
そして
ヴァリドラは倒れて お金を出した
よかった むちゃし過ぎよ
セネがふらつくと おじいさんが走ってセネの元に
そしてセネを抱きしめた
回復なんでしょうけど 抱きしめる必要はないでしょに まったく
魔王もセネの元にゆっくりと近づいてきた
すると おじいさんが 魔王のほうに手を向ける
すると 魔王の体が光 傷が
あっ ほら 触らないでも回復できるんじゃない
って いつまで セネを抱きしめているのよ
私は走ってセネのところに
そしてセネをおじいさんから奪い
「もう 無理しすぎでしょ」
「倒せたにゃ 次はもっと楽に勝てるにゃん」
はぁ まったく 戦闘好きなんだから
魔王がセネに何か言うと
セネが私を振りほどき 魔王の
あっ 宝箱ね 倒したのがセネだから セネが開けないとね
セネが宝箱を開けると中には盾が
「外れにゃ イリスにやるにゃん」
「えっ ありがとう でも いいの 何だか凄そうな盾だけど」
「セネは盾は使わないにゃん」
「じゃあ 遠慮なく 貰うね」
え~と イシスの盾ね 何か特殊効果でもあるのかな
セネが奥の扉に
あっ 宝部屋ね A級ダンジョンだから 凄いものがあるかも
私も走ってセネのところに
中には沢山の宝石が
セネがキョロキョロと部屋の中を見た後に
「外れにゃん」
えっ そうなの 何だか 凄そうな装備も沢山あるけど・・・
見ていたら 魔王が次々と収納していく
あっ あんたも何もしてないのに
まあ セネもおじいさんも興味なさそうだけど
魔王が鎧を手にとり そして私に渡してきた
えっ くれるの アマルの鎧 う~ん なかなかよさそうね
今度は魔王が指輪を
これも いいのね 赤竜の召喚の指輪 えっ ドラゴン
これで私も空を あっ ダメか 魔王から離れられないから 意味が
他にもA級の攻撃力の指輪 B級の魔力の指輪を貰った
残りは魔王が
そして 私達は転移で城に
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます