第15話 何歳からおじいさん?


更に何日かしたある日


また6人組がやって来て タナトスに勝負を挑んだ


6人組は俺には敵意を全く見せない


イリスには頭を下げていた


しかし タナトスには敵意剥き出し


どんな関係なのか? 


この城の兵士なのか?


今度の6人組のレベルの平均は200くらい 前の6人組と比べるとかなり弱い


もちろん今回も イリスは6人組を応援しているようだ


しかしタナトスがあっさりと6人を倒し とどめをさした


向かってきたのは6人組のほうなので……文句を言うのは……俺は何も言わないことにした


6人の死体をまた炎の魔法で完全に燃やして アイテムを取り出した


残念ながらエリクサーはなかった が食べ物やアイテムは沢山手に入った


装備を鑑定すると勇者はオリハルコン装備をつけていたようだ


オリハルコン……強そうだが 前の勇者もつけていたので これで2セットある


ありふれた装備なのかな?


俺は防具を持っていなかったので オリハルコンの鎧 盾 兜 籠手 靴を貰うことにした ついでにオリハルコンの剣も予備として一応アイテムボックスに収納した


俺の剣は聖剣エクスカリバー 強そうだが……なぜこの剣だけを持っていたのか?


この城にいても仕方ないので 外に行こうとジェスチャーしてみたら タナトスから拒否された


この城に何かようがあるのか……しかし毎日 暇そうにしているが……


城で3人だけの生活は続く



毎日 俺が何者なのか考えても答えがでてこない


裸で100歳のおじいさん


なぜか 聖剣エクスカリバーだけを持っていた


この城の所有者は俺


しかし死んでいた王様や妃様には見覚えがない


この城の姫らしい イリスのことも全く知らない


魔法戦士である タナトスのことも全く知らない


イリスとタナトスも俺のことを知らないみたいだし 言葉も通じない


イリスとタナトスも言葉が通じてない


タナトスはこの城から出ることを嫌がる 頑なに拒否する


意味が全くわからない


……


そんなことを考えていたら 誰かが近づいてくる


また6人組


いつものように イリスのことを知っているようだし タナトスには敵視している


やはり俺のことは知らないらしい


今度の6人は 平均レベル500くらいで 今までで一番強そうだ


勝負は6対1


タナトスは善戦していたが すぐにピンチとなった


俺はタナトスを見捨てることが出来ない


間に入り戦いを止めた


今回はタナトスが首をはねないようにタナトスの動きも止めた


ジェスチャーで逃げるように合図をおくるが誰も逃げ出さない


仕方ないので剣で脅す


女の魔法使いがようやく逃げ出した


それに続いて5人も逃げ出さそうとした


しかし 魔法使いは転けた 


他の5人も


6人は見えない壁に阻まれているようだ……?


俺達のように離れられないのか……?


考えていたら タナトスが6人に近づき 後ろから斬りつけていった


やばっ 


止めないと


出遅れたが止めに入った


なんとか勇者だけは斬られずにすんだ


5人は手遅れのようだが……


とりあえず 1人は守れた


タナトスに文句を言ったが……やはり通じない


勇者は仲間を抱き抱えて泣き叫ぶ


いたたまれなくなって距離をとる


後ろから叫び声が


振り返ると 勇者がタナトスに向かって斬りかかっていた


しかし冷静さをかいた勇者の攻撃はかわされ そして


ザシュッ


首が飛んだ


タナトスは勇者の攻撃をかわし かわしざまに勇者の首を剣で飛ばした


あっ


勇者から仕掛けたのだから……


そしてタナトスは6人の死体を炎で燃やし尽くした


出てきたアイテムを拾い 嬉しそうな顔をして俺に渡してきた


エリクサー それも2つ


おっ ありがとう


俺も喜んで受け取った


イリスのほうをみると……軽蔑した目で俺を見ていた


なぜ……


とりあえず 2つのエリクサーをつかった


あつし 60歳 勇者 レベル851


40歳も若くなった がしかしまだ おじいさんかな?

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