第63話 次の景色


 次の景色は、アクアの隠れ家の和室だった。


 俺は中空から、きらりん☆になった姿の自分としずくが同じ布団にいるのをながめていた。


 飛び起きた雫が俺に抱き着き、アクアがやれやれと首を振っている。


「ナルは、きらりん☆のことをもっと知りたいの?」


「そうだけど、どうすれば良いのかわかんねぇだろ?」


 俺は中空に漂いながら、過去の俺と雫の会話を聞いている。


 この世界は走馬燈そうまとうなのだろうか?


 しかし、先ほどの雫の部屋での出来事を俺は知らない。


 景色がまた変わっていく。

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