劉裕57 参謀・劉穆之  

劉裕りゅうゆう、大軍を率いて建康けんこうを出発。


留守については、

嫡男の劉義符りゅうぎふを最高責任者とした。


また劉穆之りゅうぼくしをそのサポート役につけた。

自身の軍府と劉義符の軍府を

ともに監督させるために、

太尉たいい府のある東府とうふ城に詰めさせ、

建康でのことを総監督させた。




公率大眾發京師。以世子為中軍將軍,監太尉留府事。尚書右僕射劉穆之為左僕射,領監軍、中軍二府軍司,入居東府,總攝內外。


公は大眾を率い京師を發す。世子を以て中軍將軍と為し、太尉留府事を監ぜしむ。尚書右僕射の劉穆之を左僕射と為し、監軍、中軍の二府の軍司を領ぜしめ、東府に入居せしめ、內外を總攝せしむ。

(宋書2-12_政事)



劉義符

のちの二代目皇帝、少帝。即位後早々「不品行を理由に廃位、殺されている」。闇すぎる。仮に劉裕の人を見る目が息子相手でも曇ってなかったとすれば、「ポスト劉裕の宋朝にあって不都合な皇帝であった」とする事ができ、ククク右腕が疼いてしまう……な?


劉穆之

あ、今更ですが劉裕の親戚ってわけじゃないです。いかん、この手の話を既知の事項として進めてしまいそうになる……。

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