第101話 イエーカーベアーを眠らせろ!
ユリカ:ホイホイホ〜イ、ユリカだよ〜ん♪冬に活動を始める世にも珍しいクマのイエーカーベアー、どっかの
魔界時間10:29 国防省総合司令室
オペレーターA:イエーカーベアー、速度を上げてシロップ大河を更に南下中!
オペレーターB:ソルジャービーが応戦するも、それを物ともせず上流エリアを突破!間も無く中流エリアに突入します!
ブタバラ国防相:なんて奴や、強力な催眠効果のあるソルジャービーの催眠毒が全く効かないなんて!
オペレーターA:間も無く中流エリア第2次防衛ラインに到達!ジェネラルビー臨戦体制に入りました!
ブタバラ国防相:ソルジャービーより強い催眠毒を持つジェネラルビーでもダメなら最終防衛ラインに居る首相の秘策に賭けるしかない!
オペレーターB:イエーカーベアー、突如速度を更に上げ第2次防衛ラインに向けて突進を始めました!
ブタバラ国防相:なんやて⁉︎
オペレーターB:第2次防衛ライン壊滅!間も無く中流エリアを突破されます!
『下流エリア最終防衛ライン魔王専用デュポン級戦艦クイダオレ』
朱音:な、なんちゅう速さや。まさに陸の台風やないか!
艦長:中流エリアを突破されましたな。
朱音:カカオミサイルの方はどないや?
オペレーター:装填完了、いつでも撃ち込めます!
朱音:ええか、大口開けるまで引き付けたところに発射するんや!奴は並の催眠効果のあるものではアカンねや。奴を再び眠らせるんなら致死量クラスの催眠効果のある強力なモンやないと効果は期待出来ひんねや!
オペレーター:間も無く目標地点に到達します!
朱音:もう来たんかいな!あのスタミナどっから・・・そうか!このシロップ大河を流れる蜂蜜の河の蜂蜜飲みながら栄養補給して進んでるからか!
ベアー:ハ〜チミツた〜べたいな〜♪
朱音:アカン、あの見た目であの台詞聞くとますます人界のプ○さん思い出すがな。
大口開けてあくびをするイエーカーベアー
朱音:今や!カカオミサイル発射‼︎
イエーカーベアーの口に向かって発射する
ベアー:ふぁ〜・・・むぐっ⁉︎
朱音:ど、どや?
ベアー:むぐむぐむぐ・・・うんま〜い♪
朱音:あ、アカンか?
ベアー:・・・ふぁ〜!なんだか眠くなって・・・・きた・・・
膝から崩れ落ち眠るイエーカーベアー
ベアー:ぐぉ〜・・・ふぐぉ〜・・・すぴ〜!
朱音:よっしゃーーっ!成功や♪
艦内に歓声が響き渡る
朱音:よっしゃ、そんじゃ奴を巣に運ぶで〜♪
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます