第3話:メインプレイ:ミドル4

GM:さー、真白を曇らせるぞー!


 そんな不穏な言葉と共に、シナリオの修正も完了し。


GM:というわけで、真白が単独行動に向かった場面の続きですね。

 真白のイベントシーン……の前に、守矢のシーンから始めましょう。登場をお願いします。


守矢:シーンイン! (ころころ)6点上昇、50%!


GM:ずばり、真白の様子がおかしい。

 バディとして真白の隣で戦ってきた守矢の観察眼は、彼女の変化を敏感に感じ取っていた。

『真白は何かを知っていて、それを秘密にしている。そして彼女は自分にも隠れて、何か行動を起こそうとしているのではないか?』

 守矢の胸中に渦巻くそれは、確信だった。

 その懸念に気づくことなく、真白はお手洗いには向かわずに単独でどこかへ出かけていく様子です。

 ここで守矢に真白の尾行を提案します。彼女の後を追えば、懸念の正体を確認できるでしょう。


守矢:「ふむ。何か様子がおかしいと思えば、一人で行ってしまったか……。

 相棒を疑うのは心苦しいが、勝手な行動を取り始めたのは彼女だ。私も好きに動かせてもらおうかネ」

 そう呟き、尾行を開始しましょう。


 守矢はここで「照準器」の調達に挑戦するが……出目が奮わず失敗となった。


 去来する嫌な予感に従い、真白を尾行する守矢。果たして、その先に待ち受けるものとは――。

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