第64話 5次元銀河司令センター
カツカツカツ
Kaiza「特別転生者のMikuが
陽に転換しつつありますが
Mikuは女性なので不思議です
Seiaも陽に転換してはいますが
Mikuほどではありません」
Lail「MikuとSeiaは特別だ
この二人は今生は
Mikuが女性でSeiaが男性として
転生しているが
過去世をみると
Mikuは男性でSeiaは女性として
転生していることが多い
それによって
Mikuは男性性が強く
Seiaは女性性が強い」
「なるほど
そういうことだったんですね」
「本来男性性を強く持っている者の方が
エネルギーが強い
エネルギーが強い者の方が
陰を陽に転換した時に
エネルギーがより強く動く
だからこの二人には陰陽のバランスを
他とは変えている」
「なるほど」
「Mikuの陽の割合が3で陰の割合は7に
してある
Seiaは陽の割合が6で陰の割合が4だ」
「そうなると他ははじめ
男性が陽が2で陰が8
女性が陽8で陰が2で
再会後はその反対となり
女性を男性が支えて乗り越えますが
この二人の場合は
どうなるんでしょうか」
「この二人は特殊だ
再会後はMikuの陽が4で陰が6
Seiaは陽が7で陰が3となり
SeiaがMikuを支えることになる
Seiaはエネルギーが弱いが
もともと陽の要素が強く闇は
見つけにくい
Mikuははじめの段階で大きく
陰を陽に転換しているため
さらにエネルギーが強くなっており
闇は近づきにくくなっている
Seiaは誰かを支えながらも
自分自身のことを認め
自分の存在意義を見い出すことで
残りの陰を陽に転換していくことになる」
「Miku....はなかなか大変ですね
陰を今世強く持っているので」
「確かにMikuは特別だ
それだけのエネルギーがあるということだ」
「Miku、まずはじめの山は
越えたように思いますが」
「確かにそうだな
だいぶ人間らしくなった」
「どうします?今後は」
「ただ他の18組が
もう少し時間が掛かりそうなのと
Haruの製作がまだ追いついていない
まだ時間を引き延ばす必要がある
下手に動いて闇に気づかれたら大変だ
次のステップに移行する時は
Haruの装置が完成していることが必須だ
目立った行動は避けた方がいい」
「ではしばらく引き延ばすしかないですね」
「様子を見ながら進めていくしかない」
「はい」
「最終手段は、時空移動だ」
「時空.....移動ですか?」
「あぁ、そうだ」
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