バス待ちレイニー
スマホをいじる人
イヤホンをつける人
傘を握りしめる人
前方を見つめる人
バスターミナルにはたくさん人がいる
パタパタさわさわ
雨音のメロディーを聴きながら
私はバスを待つ
雨の日だけの待ち時間
雨の日だけの不思議な時間
みんなはどうしてここにいるんだろう
みんなはどこへ行くんだろう
それぞれの目的、行き先
抱きしめてバスを待つ
今日この日のこの時間
たまたま雨に導かれた私
そんな偶然の寄り集まりが
きっとこの場所なの
集まった偶然が
雨のメロディーと
不思議な人の集まりと
静かな時間を連れてくる
ああ、少し
雨が好きになったかも
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます