題名
『大好きだ』
『愛して居るよ』
僕がそう言う度に、キミは静かに笑った
其の手を微かに握りしめ
僕は知って居る
其の時キミが苦悩して居ることを
其の心を縛り、動けない侭にして仕舞おう
そうすればキミは永遠に僕の物だ
僕はキミの心に居座り続けるのだから
嗚呼
アナタは何て醜悪で美しい人
私を操った気に成って
私を我が物にしようとして
素敵よ、素敵
そうやって私の掌で、踊って頂戴
愉悦に永遠に浸り乍ら
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