第1080話竹敷の浦に船泊りする時に、各心緒を陳べて作りし歌十八首から(1)
竹敷の浦に船泊りする時に、各心緒を陳べて作りし歌十八首
※竹敷の浦:対馬市美津島町竹敷の海。浅茅湾の南岸。国内最後の寄港地。
あしひきの 山下光る 黄葉の 散りのまがひは 今日にもあるかも
(巻15-3700)
右の歌は大使。
山の裾まで輝かせている黄葉の散りの盛りは、今日なのかもしれない。
竹敷の 玉藻なびかし 漕ぎ出なむ 君が御船を いつとか待たむ
(巻15-3705)
竹敷の玉藻をなびかせて、漕ぎ出でなさる貴方様の御船を、いつお帰りになられると、待てばよいのでしょうか。
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