第1017話都武賀野に 鈴が音聞こゆ 可牟思太の

都武賀野に 鈴が音聞こゆ 可牟思太の 殿の仲郎し 鳥狩すらしも

                        (巻14-3438)

※都武賀野に:つむがのに。所在未詳。

※鈴が音:鷹の尾羽に付けた鈴が鳴る音。

※可牟思太の:かむしだの:所在未詳。

※殿の仲郎し:とののなかちし。御屋敷(その土地の豪族)の仲郎(次男坊)。

仲郎(次男坊)の表現は、万葉集中、この一例のみ。


都武賀野から鈴の音が聞こえて来る。

可牟思太屋敷の次男坊様が鷹狩をされているようだ。


尚、当時の庶民の家は、竪穴式住居。





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