第999話葛飾の 真間の手児名が ありしかば

葛飾の 真間の手児名が ありしかば 真間のおすひに 波もとどろに

                         (巻14-3385)

※真間のおすひ:「おすひ」は「磯辺」が訛ったものとされている。真間の磯辺。真間の地は古代では海に面していたらしい。尚、最外部に着る衣服を「オスヒ」と言う場合があって、陸地の最も外側で「磯辺」であるとの説がある。


葛飾の真間の手児名という、とにかく美少女がいた。

この真間の磯辺は、寄せて来る波まで激しくなるほどに、大騒ぎになったものだ。


葛飾の古老の昔話らしい。

さて、我々の時代に、後世まで語り継がれる美少女とは、誰だろうか。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る