第717話もみち葉を 散らすしぐれの 降るなへに
もみち葉を 散らすしぐれの 降るなへに 夜さへそ寒き ひとりし寝れば
(巻10-2237)
黄葉を散らす時雨が降り続いています。
こんな夜は、さらに寒く感じます。
寝床には、私一人だけなので。
男性を待つ女性の立場で訳してみた。
寒い夜の独り寝は、実に寂しい。
時雨が降り続くので、一緒に寝床を温めてくれるはずの人は来ない。
あるいは、その人の浮気を疑ってしまいたくなる。
そうなると肌感覚でまず寒く、そして心も寒く辛い。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます