第426話弓に寄せき(1)
陸奥の 安達太良真弓 弦はけて 引かば人の 我が言なさむ
(巻7-1329)
※陸奥の安達太良真弓:福島県二本松市西の安達太良山付近で産した檀の弓。
安達太良山には弾力のしっかりとした、良質な檀の産地だった。
陸奥の安達太良で作られた立派な真弓の弦を張り、(あの娘の気を)引いたなら、世間は私のことを噂するだろうか。
弓弦を引く意味と、人の気を引く意味をか掛けている。
世間の噂を気にしながら、一人の娘の心を射止めたい男の心を詠む。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます