鈍色のクオリア

作者 神岡鳥乃

63

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★★ Very Good!!

すごく面白かったです。
特にキャラクター同士のコミカルな掛け合いは、素晴らしかった。
何気ない日常と戦闘シーンのメリハリも良いと思いました。
星3を付けなかったのは、次回作がもっと面白くなるかもしれないという、伸びしろを感じたからです。
兎も角、次の作品も面白いもの書いてください。

応援してます!

★★★ Excellent!!!

学園祭準備期間から学園祭までの、短い時間に起きた話。

最後まで読むとわかる、すべて無駄なく配置されたエピソード……
細かく作り込まれた、説得力のある設定と世界観……

すべて素晴らしいのです。

ですがそれ以上に、この作品で私が、一番「いい!」って思ったのは、

可愛らしいアンドロイドちゃんたちから不意打ちで出てくる
いきなりアンドロイドらしいセリフなんですよ……!

さっきまで人間顔負けなくらい喜怒哀楽を表現してわーきゃーしてたアンドロイドちゃんがいきなり「恐怖感情を検出」とか言っちゃうの、可愛くないですか??

なにそのギャップ!?よくないですか!?わかりますか!?伝われぇぇぇぇ!!!

……はっ、すみません暴走しました。

一口にアンドロイドと言っても、それまでの歴史を感じさせる旧タイプたちが種類豊富に出てきて、それがまたこの近未来の世界を作っていて、本当によく考えられているなと。

人間の世界に浸透したはずのアンドロイドが、反旗を翻す……そんなお話とはまた一味違った物語です。

とにかくみんなかわいいので見てください!

★★★ Excellent!!!

舞台はアンドロイドが社会に溶け込んでいる近未来の日本。
事故から奇跡的に生還したものの、四肢を失いリムと呼ばれる義肢で生活する灘伊須人。
そんな彼の元に真木優機と言う名のアンドロイドが共生学習テストのために現れた。
人とアンドロイドとの懸け橋となるべく奮闘する優機とともに、伊須人は様々な問題に関わっていく――

非常に洗練された文章がとても読みやすく、時にコミカル、そして後半にかけてシリアスに物語が描かれていました。
優機もたいへん可愛らしく、人間と同じように愉快にコミュニケーションをとり、様々な感情を見せます。
だからこそ、後半の人間との共生を目指す彼女の苦悩には人間でも共感してしまうのかもしれません。

魅力的なキャラクターたちが織り成すSF。
多くのアンドロイドたちと関わり伊須人は何を思うのか――
ぜひご一読ください。

★★★ Excellent!!!

アンドロイドをテーマにした近未来SFである本作。

機械はあくまでも機械でしかないのか、独立した一つの個性と捉えるべきなのか。
こういったタイプの物語を読むと、いつもそんなことを考えさせられます。

本作でも、一部の心ない人間のアンドロイドに対する扱いに起因しトラブルが発生する場面があり、心が痛みます。
近未来、アンドロイドが社会進出した場合、本当に有り得そうだなというリアリティを感じますね。

と、何だか堅苦しいお話しから初めてしまいましたが、物語自体はアンドロイドの優機や天然気味な未乃を始めとして個性的なキャラクター達による、コメディータッチなやり取りも多く、楽しく読みやすいですよ。優機が可愛いんです、また。

魅力的なキャラクター達とお届けする近未来SF。
この機会に是非ご覧ください。

★★★ Excellent!!!

 確か日本が外国人労働者を受け入れる人数は約34万人といわれていた 。コンビニに行くと、外国人労働者が増えたという実感が湧いた。
 というのはさておき、今のところ上げられている物はすべて読みました。本当に無駄のない文章。キャラの書き分けが非常に上手い。今の時点ですでに前回の作品より好きです。
 時事ネタを挟みつつ、スロースターターで始まったこの物語はどのようにひも解かれていくのか、非常に楽しみです。
 

Good!

静謐な筆致とコメディタッチの会話劇で織りなされる未来SFストーリー。
人工知能や筋電義手などの専門知識を物語に落とし込む技量の高さに圧倒される。
地の文だけでなく、登場人物の何気ない会話の中でも「近未来の世界」であることがわかる趣向がすばらしい。
続きが楽しみであり、創作技術を学べることがとても多そうな作品。