針鼠の山脈に隠れる内気な太陽

鳥居に括る未来

一閃の焔と敷く

図上の泡沫

歓声は木霊と湧き


隠して毟られる未だ歴史の謀りも

狂惜しい事象として。


針鼠の山脈

隠れる内気な太陽

静寂を割く雲海

光を鳴らさず散りばめられた海月

遊瑠璃ゆるり

世界のイロが変化の輝石に迎う


香り甘酸いっぱいの飴玉の日蝕

散り散り往く桜聲謳歌奪われて


嗚呼

逝く征く軌跡

去り咲くか散り裂くか


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