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目次
絡まったイヤホンでもいい
助けて欲しかった
人混みで息ができないから
震える手で2人で分け合った。
飛び乗った電車は閑散とし
憚ることなくキスをして
行くあてのない逃避行。
2人だけの世界は
音は無く色だけは鮮やかに、
動き出した先ゆきはやはり
満開の桜の元で
終点までは笑顔で咲いて。
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