#詩人の本懐 公園

#詩人の本懐 公園

気づけば楽しかった思い出

風に揺れるブランコに

簡単に飛び乗りれること

地味なヒールが蒼空に

弧を描き すぅ、と梳く

掬われる酸素で噎せて

清浄で眩む輝きに生き還る

狭い公園は私を受け入れ

唯一ゐ抱いた。

普段は通らない道

お高く巧いアイス

今を無視してうつつに奔り出す

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