第194話 #星詠の詩「オリオン」
闇夜に1頭 輝き照る
滾るほど美しく
吼えるほど 星 堕ちること
その瞳は青く 天に寵愛を持ち
頭を懐く 頂点にて、
唯 吠ゆる 若き狼
まだ寒風に靡く 体毛
身の毛逆立 絶たせては
無駄な足掻き 宇宙に憧れて
春を待ち焦がれて光を零す
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