第81話 記憶

幼馴染みは何でも同じ


空気のように傍にいて

暖かな陽の光に包まれるよう


今でもそっと私を抱く

その想いは満ちるけど


今年も思いを馳せましょう


あなたが好きな一粒の苺は

甘酸っぱい青春の味


かみしめながら

あじわいながら


白いもちに覆われて

今も此の胸に仕舞われるのです

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