ドア

作者 佑佳

大切な人へ繋がる——と、信じて開く『ドア』

  • ★★★ Excellent!!!

大冒険です。
主人公は知らぬ間に、知らない空間に立っています。
誰かをずっと前から探している気がする、と朧気な記憶を持って。
出会うのは喋る黒猫に可愛らしい女の子。
聞けばどうやら、「誰かを探している」のは自分だけではないらしく。

タイトル通り『ドア』を開ける度に色んな世界が広がっています。そこに居る人々の暮らし、思いなど本当に様々で、主人公達のリアクションも表現豊か。まるで一緒に旅をしているような気になります。
だからこそ、皆が幸せになって欲しい。心からそう思えるような思い入れができてきます。

作者様もとても楽しい方で、作品やキャラクターに対する愛情が溢れています。そのまま文章や作品全体の雰囲気に表れていて、最後のおまけなんかほっこりにやにやしてしまいますね。

悩みながらも、進むしかない。助け合いながら、それぞれの帰る場所へ。待つ人の元へ。

繋がっていると信じて、『ドア』を開けてみましょう。

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